2017-09-18 19:10:45

ポンペイ・レッドに会いたくて

テーマ:色彩紀行

今年、イタリアへ行きたいと思ったきっかけのひとつに

 

世界遺産ポンペイ遺跡がありました。

 

ナポリの近くにあるポンペイは、

 

2000年前で時間が止まっている貴重な遺跡です。

 

紀元前8世紀頃に起源を持ち、

 

様々な遍歴を経て、紀元後79年にヴェスヴィオ火山の噴火により、

 

灰の中に埋もれたまま残った街です。

 

(灰の中だったから保存状態が良かったのです)

 

19世紀に入ってから本格的な発掘がされ、

 

2000年前の状態がわかってきました。

 

 

入口は、ポルタ・マリーナと呼ばれて、

 

街と海を繋いでいたようです。

 

 

神殿や政治経済の中心となる広場、

 

そして、商業も発達していたのです。

 

2000年前とは思えないような光景です。

 

 

公共の浴場の中にある火ばちは、

 

浴場をあたためるための湯風送風装置として使われていたのです。

 

床の下も温められていたとのことで、今の床暖房のようです。

 

 

街には、様々なお店が有りました。

 

 

パンを焼く窯です。

 

遺跡からはパンも発見されて、

 

小麦粉や卵を使って焼いていたことがわかっています。

 

 

これは、居酒屋のカウンターで、

 

数種類の石で、デザインされているのがおもしろいですね。

 

 

そして、私が一番楽しみにしていた立派な家屋である、

 

秘儀荘の壁画「ディオニゾスの秘儀」。

 

 

ここに描かれているのは、

 

少年ディオニゾスが、花嫁に儀式作法を伝えると言うストーリーです。

 

古代ローマのこの時代に、発展した色のひとつに

 

このレッドがあげられます。

 

「ポンペイ・レッド」と呼ばれていますが、

 

書籍やネットで観たものの、どんなレッドなのか?

 

と興味津々でした。

 

 

深みを感じながらも、当時はかなり鮮やかだったことを推測できます。

 

レッドは、古代から人々にとって、

 

生命の色であり、大切なものを表す色だったのだと思います。

 

灰に埋もれてこの状態を保って来た、

 

継承力や力強さを感じずにはいられませんでした。

 

また、レッドの中には、グリーンの装飾、

 

イエローと紫の衣装など補色が使われています。

 

そして、白や黒で混色された低彩度の色で、

 

肌の色や布をやわらかくしなやかに表現されています。

 

絵の技術も素晴らしいですね。

 

それほど色材が発達していなかったであろうこの時代でも

 

今にも動き出しそうな生きている人を感じるのは、

 

このポンペイ・レッドが大きな役割を担っていると感じます。

 

実物に出会て本当に感動しました。

 

 

まだまだ謎に包まれたポンペイ遺跡ですが、

 

これからの調査が楽しみなのと同時に、

 

灰から出て来たために、

 

劣化したり、色が褪せていくのでは無いかと危惧します。

 

 

 

ナポリの街から見えたヴェスヴィオ火山です。

 

この日は曇り空だったのですが、

 

ほんの少しの間、姿を現してもらえました。

 

近年は噴火はありませんが、

 

現地の方にお話を聴くと、

 

まだ噴火の可能性があると言われているらしいです。

 

 

 

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