13日、阪神競馬場11Rで行われた第47回エリザベス女王杯(GⅠ)は、中団後方から外を回って進出したC.デムーロ騎手騎乗の4番人気ジェラルディーナ(牝4、JRA栗東・斉藤崇史厩舎)が、直線で追い込みを決めて優勝しました。勝ちタイムは2分13秒0(重)でした。
1.3/4馬身差の2着は同着で、一旦は先頭に立ったD.レーン騎手騎乗の5番人気ウインマリリン(牝5、JRA美浦・手塚貴久厩舎)と、追い込んだM.デムーロ騎手騎乗の12番人気ライラック(牝3、JRA美浦・相沢郁厩舎)が入りました。なお、横山武史騎手騎乗の3番人気ナミュール(牝3、JRA栗東・高野友和厩舎)は5着、松山弘平騎手騎乗の1番人気デアリングタクト(牝5、JRA栗東・杉山晴紀厩舎)は6着、坂井瑠星騎手騎乗の2番人気スタニングローズ(牝3、JRA栗東・高野友和厩舎)は14着に終わっています。
勝ったジェラルディーナは、父が国内外でGⅠ・6勝のモーリス、母は国内外でGⅠ・7勝のジェンティルドンナ、その父ディープインパクトという血統の良血馬です。中山の産経賞オールカマーから連勝で、母の産駒として初めてGⅠ制覇を果たしました。C.デムーロ騎手は2018年の阪神ジュベナイルフィリーズ以来、通算4度目のJRA・GⅠ勝利です。