18日、小倉競馬場11Rで行われた第57回愛知杯(GⅢ)は、中団後方でレースを進めた柴田善臣騎手騎乗の9番人気デンコウアンジュ(牝7、JRA栗東・荒川義之厩舎)が、直線で内を突いて各馬を差し切り、外目から脚を伸ばした武豊騎手騎乗の5番人気アルメリアブルーム(牝6、JRA栗東・高橋康之厩舎)をクビ差退け優勝しました。勝ちタイムは2分1秒1(重)でした。
さらにクビ差の3着に酒井学騎手騎乗の11番人気レイホーロマンス(牝7、JRA栗東・橋田満厩舎)が入りました。なお、C.ルメール騎手騎乗の1番人気センテリュオ(牝5、JRA栗東・高野友和厩舎)は5着、池添謙一騎手騎乗の2番人気パッシングスルー(牝4、JRA美浦・黒岩陽一厩舎)は7着、川田将雅騎手騎乗の3番人気サラキア(牝5、JRA栗東・池添学厩舎)は9着に終わっています。
勝ったデンコウアンジュは、父メイショウサムソン、母デンコウラッキー、その父マリエンバードという血統です。2015年の府中のアルテミスステークス、昨年の福島の福島牝馬ステークスに続く重賞3勝目を飾りました。