『ウルトラマンブレーザー』の最終回
劇中に登場する怪獣には、
【地球由来の怪獣】と
謎の天体から送り込まれてくる【宇宙怪獣】の
２種類があったのだけどね、
【宇宙怪獣】の方は明らかに生物兵器
怪獣を送り込んでくる謎の天体は
【V99】と呼ばれていて、
最終回で、
その【V99】の真実が明らかになるんですよ
物語の３年前に防衛軍が撃墜したのは
【V99】からの隕石だったとされていたのが、
実は隕石ではなく、
地球外生命体の乗った非武装の宇宙船で、
地球は危険で自分達にとって脅威であると感じた
【V99】の生命体が、
地球を滅ぼす為に怪獣を送り込んできていた
ということが明らかにされるんですね
と、ここまではまぁ納得なんですが、
最終回前の第24話に送り込まれてきた怪獣が
地球で破壊活動をし、
ブレーザーとアースガロンが応戦している最中、
【V99】からの無数の宇宙船団が
押し寄せて来るんですよ
防衛軍は宇宙船団を
ミサイルで迎撃しようとするんですが、
宇宙船団が非武装で、
侵略目的ではないことがわかった為、
ブレーザーもアースガロンも武装解除し、
対話による解決を選択するんですね
交渉は成立し宇宙船団は去って行くんですが、
怪獣は破壊活動を続行中の為、
ブレーザーとアースガロンは戦闘を再開して
苦戦の末怪獣を撃破し、
めでたしめでたし👏👏👏
なんですが、
なんかモヤモヤで🤔
先に手を出したのは地球側
(地球に飛来した正体不明の物体を撃墜しただけ)
それに対し【V99】は怪獣で報復
地球側は月にも甚大な被害、
宇宙船がいくら非武装で、
侵略の意思がないとはいえ、
怪獣により地球側は甚大な被害と多数の犠牲者、
なのに武装解除して対話による解決、
🤔🤔🤔
子供番組だから、これでいいのか❓
でもね、
これって、例えるなら、
極端な話
アメリカに原爆落とされても、
先に真珠湾攻撃した日本が悪い
ってのと同じことじゃないんだろーか❓
考え過ぎ❓
あと気になったのが、
最終回前半まで瀕死の状態だったブレーザーと
体調不良で倒れる寸前のゲント隊長が、
(ウルトラセブンの最終回状態)
終盤では何事も無かったように
通常モードに戻ってたのも、
なんかモヤモヤ🤔
ブレーザーが自分の世界へ還ってしまう
とか、
ゲント隊長がブレーザーに変身できなくなる
とか、
そんなオチは無く、
ブレーザーの謎が明らかになることも無く、
続きは劇場版で、
みたいな感じで終わってしまった
たぶん
予算の都合上仕方がなかったんだろうけど、
28回の放送回の内、
３回も総集編を入れるくらいなら、
もう少し何とかなったのでは❓
第8話第９話の脚本を担当された
植竹須美男さんのご冥福をお祈りします