2020/9/17(木)

 

ICUには手術をしてくださった先生方も挨拶に来てくれたが手術がうまく行った事よりも尿道バルーンの痛みの方が気になってしまい、痛いんです、このままだと外してもらわなければならなくて、そうすると硬膜外麻酔の影響でおしっこが出なくなるので、導尿してもらうしかないと思うんですが・・と言ったら、先生は、手術の成功よりそっちかーい、と言う感じでちょっと呆れたように「そうですね・・。」とだけ応えたような気がする、たぶん・・。せん妄だろうか(ヲイ)

もちろん、手術を成功させてくれてありがとうございます、と言う感謝の言葉は忘れなかった。

 

ICUから一般病棟に移る時、ベッドを移動したのだが、これから移るベッドのキャスターを一か所しっかりロックしてなかったようで、ベッドとベッドの間に落ちそうなり、必死に身体を動かして自己防衛に努めた。痛かった。

 

移された部屋は二人部屋の窓際で、前よりも差額代がかかるので差額代無しの部屋が空いたら移してくれと頼んだ。手術の翌日にお金の心配できるなんて、余程痛み止めの薬が強力だったのだろう。

 

その後、大きな手術を受けた人が入れる差額代無しの一人部屋に移された。大きな手術だったのか、やっぱり。なんだかそんな気はしていたが。ちなみに、この病院の個室は確か一泊3万円以上だったと思う。本当にただなんだろうか?ちょっと心配で、再度確認したが、ただだった。

 

先生方が様子を見に来た。改めて、手術がうまくいってうれしいと、そしてバルーンが痛くなくなったと報告。そう、尿道バルーンの痛みがいつの間にか全く無くなっていたのだ。もう、それだけで嬉しくてたまらなかった。

 

夕方くらいまでは体調が良かったが、夜になって急に呼吸が荒くなり、看護師さんが先生を呼んでくれた。でも、自然に収まった。なんだったのか。・・。このまま死ぬのではないかと思った。

 

輸血を沢山している。今日は確か三本。 そのなかできいろいのがあってそれを点滴したら、身体と手指がぼーっと熱くなって、天井一面に動物をモチーフにした細かい絵柄が見えた。目をつむると、精密な線描画が見えたり、写真がみえたり。看護師さんに、この部屋の天井には動物の柄が描いてあるの?と聞いたが、そんな訳は無かった。これもせん妄だろうか。

 

夜眠れなかった。眠剤を点滴してもらったが効かず。3時頃だったか、錠剤で眠剤をもらった。トータル3時間ほど眠れた。