2020/8/21(金)

 

車で築地がんセンターへ。今回は、初の呼吸器外科外来となる。まず、若い先生によるいろんな確認や聞き取りが行われた。それから採血とたんの採取。たんの採取は難しく、うまくできなかったので唾液だけ・・。その後レントゲン、肺活量、心電図など。

 

一旦待合室で待つ。そしていよいよ大物先生の診察だ。手術が二つ入っていたらしいが、タイミングよく診察室にいて、割とすぐ診てもらえた。 と言っても、診察と言うより胸膜剥離手術が片肺全摘に比べていかに優位性があるのかと言う説明に終始していたような気がする。

 

C病院では、動脈に近い場所にある腫瘍は、生検のための採取が難しい、と言っていたが、手術では大丈夫ですか?と訊ねると、CTの画像を見ながら、「ふ~ん、大丈夫でしょう。」と言う。 先生、質問に対しては割と口数が少ない。 だが、全く不安材料が無さそうな感じで、そんなに大変な手術じゃないのかな?割と簡単に済んじゃうのかな?と思わせるほどの自信と余裕が感じられた。 

 

もう、どう考えても他に選択肢が無さそうだし、「早く見つかった利点を活かす」「普通に健康である事に望みを託す」この二つを重要視して、手術をすると決めていたので、「絶対に治したいのでしっかりとお願いします。」とだけ言った。 

 

早速準備にとりかかる事となった。まずは造影剤を使ったCT検査。急に決まった事なのに、さほど待たずに撮影してもらえた。それから今まで使っていた薬の確認。

 

以上の事が終わるまで、つれあいには朝からずいぶんと長い時間待ってもらって大変申し訳なかった。あとは、手術の日が決まったら電話で連絡をくれると言うので、待つだけだ。