検証、織田信長(信長の真意の巻) | 自己超越から自己認識への導きサロン

自己超越から自己認識への導きサロン

100年後の未来の子供たちが夢や希望が持てる社会つくりのために


未来の子供たちのために、一日一回クリックお願いします。



精神世界ランキング にほんブログ村 哲学・思想ブログへ






織田信長は、明智光秀に数々の理不尽な仕打ちをしたとされています。



しかし、織田信長の真意を知ることで、光秀に対する理不尽な行為の理由がわかり、信長の光秀に対する深い愛を知ることが出来ます。



本日、わたくし風流師匠が、信長の真意を解き明かすことで、みなさまの信長に対するイメ-ジが変わります。






Ⅰ、信長の真意



信長は光秀の能力を高く評価していました。



信長は、織田家臣団の中で、光秀にもっとも期待を寄せていました。






一、信長が寄せる、光秀の期待とは?



信長は、天下を統一した後は、嫡男の織田信忠を将軍にさせ、日本国内を信忠に任せ、信長自身は世界へ進出しようと考えていました。



嫡男の織田信忠をサポ-トし、戦の無い平和な国家をつくることが出来る武将は、明智光秀だけだと、信長は考えていたのです。







二、信長の不安



信長は嫡男の織田信忠が将軍の器ではないことを知っていました。



そのため、信忠の能力では、100年、200年続く、織田幕府を築くことは難しいことです。



そこで信長は、明智光秀を織田軍の筆頭家老にすることで、光秀が織田幕府の権限を自由に使えるようにし、光秀を中心に100年、200年続く織田幕府の基盤つくりをさせようと考えていました。






三、信長の思い



明智光秀は、自分の私利私欲を満たすことよりも、民衆のために天皇を中心とした国家つくりを優先して考えることが出来る武将です。



このような人物だからこそ、将軍信忠に忠誠を誓い、権力を正しい方向に使うことが出来ます。


信長は、光秀の能力、人間像は高く評価していましたが、光秀が信長が求める武将に成長するためには、光秀の武将として甘い性格を改善させなければなりません。


100年、200年続く織田幕府の基盤をつくるには、時には非常な決断をしなければならないことが沢山出てきます。


幕府の安定、安泰を優先すると、光秀自身が悪者になり、他の大名たちから理不尽だと恨みを買うような策略が必要になります。






Ⅱ、プロセス



信長が光秀を筆頭家老にしようと思っていても、これは光秀が自分の力で勝ち取らなければなりません。



そしてこれは、ただ出世争いで勝つだけではダメなのです。



光秀は、つわもの共が集まる織田家臣団の中で、誰も光秀に歯向かう事が出来ない武将に成長しなければなりません。



信長が日本からいなくなった後の日本で、織田家の家臣同士で権力抗争がはじまれば、日本社会はまた戦の日々になってしまいます。



信長は、光秀に期待をする分、他の武将よりも厳しく光秀に接したのです。






Ⅲ、信長が光秀にした仕打ちの意味




一、光秀を罵倒した理由



人は、怒ったときに、自分の本音を言います。



その本音から、相手の人間性を見抜き、相手の改善点をアドバイスすることが出来ます。



わたくし風流師匠も、わざと相手を怒らせることで、相手の本音を見抜き、相手に自分の悪い箇所を自覚させ、改善点をアドバイスをしました。




信長は、光秀が非常な決断が出来る武将にするため、光秀の持つあまっちょろい正義感は、戦国の世では必要のないことを自覚させようとしたのです。



しかし、光秀のように心の強い人間は、信長に理不尽に扱われ、揚げ句の果てに信長の怒りを買っても、信長に対して怒りの感情を抱くことはありません。



それどころか、どうすれば信長の期待に答えられる人間になれるのか考え、努力をするのです。



しかし、光秀のこの人として立派な行動が、逆に非常に徹した決断が出来る武将になれない原因です。






二、国替え



信長は、光秀の領地を没収し、光秀がこれから攻め取る国を領地にしろと命令します。



なぜ、このような理不尽なことを、信長は言ったのでしょうか?



光秀は、人の命を大事にします。



そのため出来るだけ戦を避け、交渉で話をまとめようと努力をします。



信長は、この光秀の考えを改善させるために、国替えを命令したのです。




光秀が戦をし、敵国が劣勢になると、当然敵国は和睦の交渉をしようとします。



人の命を大事にする光秀であれば、敵国から最小限の犠牲で責任を取らせることで、和睦に応じてしまいます。



しかし、戦の前に信長に光秀が治める領土を没収されていれば、光秀は敵国を滅ぼさなければ、自分が帰る領土がないのです。



そうなれば、敵国の和睦交渉を受け入れる余裕などなくなります。




信長に国を没収され、敵国を滅ぼさなければ、自分の家族や家臣たちが路頭に迷う状況で、敵国の和睦交渉に応じることが出来るのであれば、それは本物です。


そこまで自分の信念を貫く意志があり、自分の意志を貫くために、それ相応の実力を持っているのであれば、信長は何も言いません。



しかし、自分に心の余裕があるときは相手のことを考えた行動をするが、自分が切羽詰っているときは、相手のことを考えず、非情な決断になる人間は、矛盾した心を持つ人間です。


心に余裕があるときも、切羽詰った状況でも、相手のことを考えた決断が出来ないのであれば、常に非情な決断をすることが一貫した人間の意志になります。



信長が光秀に教えたかったことは、


矛盾をしたリ-ダ-の意識が、組織を崩壊させます。


一貫したリ-ダ-の意志が、強い組織をつくります。


100年、200年続く幕府の基盤をつくるためには、甘い正義感は捨て、一貫した決断が出来る、非情な武将になることです。






三、本分を知る


信長が比叡山の焼き討ちを決断したとき、信長を恐れ誰も信長の暴挙に苦言を言えませんでしたが、光秀だけは信長の決断に反対をしました。


光秀は古き文化を大事にし、歴史ある仏教徒の聖地を血で汚すことは、織田家にとってマイナスになると思い、自分の命を賭けて、信長の決断に意見をしました。


相手が、本気で本音をぶつけてきたときに、相手の悪い箇所を自覚させ、相手の意識を改善させることが出来るのです。



信長は、新しい社会をつくろうとしました。


今で例えると、イノベ-ションを実行する組織のリ-ダ-が信長です。


イノベ-ションとは、新しい価値を創造するために、古いもの、陳腐化したものを廃棄することからはじまります。


古く歴史のある文化でも、その歴史にあぐらをかき、文化を守っていく自分たちの本分を忘れた組織は、新しい社会では不要なのです。



信長の思い


宗教の本分とは、自分の思い通りにならない社会で、不平不満を無くし、心を充実させて生きていけるように、人として正しい価値観を教えることです。


しかし、信長に敵対した仏教勢力は、武力で大名たちに圧力をかけることで、自分たちの権力を維持しようとしました。


戦となれば真っ先に戦場に向かう僧兵たちは、酒を飲み、肉を食らい、女を抱く、僧とは言えない行動をします。


信長は光秀に、相手の権威に惑わされることなく、何が正しくて、何が正しくないのか、自分の眼で判断するように教えたのです。


自分たちの権力を守るために、信者たちを盾にして、戦をしようとすることが、神の望みなのか?


自分たちの本分を忘れ、信者たちの命を利用する宗教を、この世から抹消することが、神の望みなのか?


信長は、神すら恐れぬ人間だと思われがちですが、真の信長は、神の意思を知る人間なのです。




四、信長の光秀に対する愛


正しいモノの中にも、悪はあります。


悪の中にも、正しいモノはあります。


新しい社会を創造するモノは、この正しいモノを見極める眼が必要になります。



織田幕府が出来て、明智光秀が権力の中心を担う立場になれば、光秀を利用して朝廷の中で権力を得ようとする公家や、自分の立場をよくしようと光秀に擦り寄る大名が出てきます。



信長が光秀を、ただの家臣としか考えていなければ、光秀に対し理不尽な仕打ちはしていません。


光秀の能力と人間性であれば、民を大事に考えることが出来る立派な国主にはなれます。


しかし、日本の民のために、天皇を中心とした平和な国家をつくるためには、しっかりとした織田幕府の基盤をつくらなければなりません。


そのためには、人の情よりも、正しいことを重視した組織をつくらなければならないのです。


それは、時として非情な決断を迫られることになるのです。



信長は光秀が、非情な決断が出来る武将に成長させるために、信長自身が光秀に非情な接し方をすることで、光秀に身を持って教えようとしたのです。



光秀が本能寺で謀反を起こしたことを知った信長は、光秀に対しこう思ったでしょう。


「光秀め、やっとわし(信長)に本音でぶつかり、非情な決断が出来る武将に成長したか。死ぬ前に、成長した光秀の顔でも見ておくか」