当院のブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
今日の午前中は
先日治療プログラムをスタートした方の治療
メインは両膝の痛みと
足首の痛み
ヘルニアや腰痛とか言いながらも
実は腰痛以外の治療も結構するんです。
膝や足首の関節痛は
女性の方に多く
気がつけば変形していて
治りが悪くなるなんてことも多いはず。
今日の方も整形外科から整骨院
鍼灸院と巡り
ご友人の紹介で当院へいらっしゃいました。
実は腰と膝の痛みって
関係が深いんです。
腰の神経が圧迫されて
足に痛みを出す
という話ではなく
腰の位置関係が
膝に負担をかける
ってことがすごく多いんです。
ちょうどの⭕️の部分が大切
（腰椎２−３）
この部分は下半身に大切な
筋肉が付着するところでもあり
東洋医学的には
腎臓のツボがあり
腎臓は下半身の痛みや、だるさ
冷えを作ると言われています。
重心や機能解剖から考えた理屈も
こうやって東洋医学にも
当てはまるんですよね。
で、この腰の部分に
膝に大切な筋肉がぶら下がっている状態
こんな具合に
腰から膝にかけて
筋肉が連なっているのがわかりますか？
こうやって膝と膝の筋肉が
ぶら下がるための腰の骨の位置が悪かったり
不安定だったりすると
膝への負担は解消されないままなんですよね…
こうやって丸まっている腰では
（青い線のように）
カカトに重心が乗って（後方重心）
膝の筋肉や関節へのストレスは
増していくばかり…
さらに、腰の位置は股関節にも直結します。
股関節の力の入り具合・可動域
この辺もすごく膝には大切
もちろん足首もね。
腰の位置が悪い
股関節の機能が影響される
膝への血液・リンば循環が
股関節で阻害される
膝は冷える
血流が悪い
冷えや血流不足から
筋肉も働きにくく痛みが出やすい
って悪循環ですね。
こういう連鎖を断ち切るのは
全身治療が一番です。
今日の方も
初めての治療の時には
「腰を動かすと膝に響く」
と仰っていましたが
嬉しいことに二回目の今日の治療では
すでに腰の硬さが抜けてきて
もう膝に響かなくなりました。
まずは基礎しっかりと作った後に
体操や筋トレを紹介して
歩く痛みのない
不自由のない生活を目指します！
結局、こうやって
ヘルニア！腰痛！と言っていても
全身が関係しているので
いろんな症状で悩んでいる方が来てくれます。
本当は「全身専門治療院」にしたい（笑）
それだと怪しすぎるから
一番多い、ヘルニアと腰痛のままでいきます（笑）
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