熱海で介護タクシー・訪問介護事業に従事しています「熱海・伊豆おはな 介護ナース 河瀬愛美(あいみぃ)」です。
全国訪問ボランティアナースの会 キャンナスの81カ所目となるキャンナス熱海の代表もしてます
『12/16の 熱海新聞 3面に掲載していただきました』
12/14に 熱海市消防本部 の 患者等搬送事業者第1号 を頂いた事業者として スキルアップ定期講習 の機会を設けていただき、受講しました‼
(2016年5月に認定される前は 熱海市には 患者等搬送事業者が まだ認定されておらず、最初の講習は 東京消防庁で 受講しました。)
患者等搬送事業者、最近では 民間救急とも言われています。 わかりやすくいうと タクシーと救急車の中間というところでしょうか。
お忙しい中、 救急救命士の方に 講師をしていただき、 熱海の人口、高齢化率、救急車出動件数、救急要請の多い月・時間帯なども含めた熱海の現状も 教えていただき、何度も定期的に受講したい救命救急法 の演習をし、救急車内の物品や道具なども説明・デモンストレーションなどもしていただけて 勉強になりました。
伊豆おはな で使っている道具なども 見ていただき、逆に関心を持っていただいた便利グッズもあり、顔の見える関係で 情報交換ができ、学び多い充実した時間になりました。
お忙しい中で 講習をしていただき、感謝です。
講義の中で 熱海市の現状をいろいろ伺うことができました。
熱海は人口37000人ほどで 高齢化率は45.5%。
熱海市消防の救急車の出動は 毎年平均3000件/年を超えています。出動数は人口10万人の町と同じ位です。
人口37000人の町の救急車の出動は シンプルに考えれば1000件位のはず、、、。
ですが、高齢化、観光の方が 年々多くなっている熱海市では、3倍、、、。
いろんな要因はあるかと思います。
救急車の利用は7割近くが高齢者、救急要請が高い時間帯は 平均すると午前中が多いそうです。活動し始める時間帯ですしね、、。
また、曜日だと 週末も多いですが、週末に体調に異変を感じても病院がお休みだからと ギリギリまで我慢をし、週明けに 体調悪化し、結果 月曜日に救急要請という方も多いようです。
119番要請を受けて 現場到着までは 平均すると9.1分。
病院に到着するのは 病院の受け入れ状況や 受け入れてくれる病院までの距離もあるので、命に関わる病状の方の場合、救急車が到着する「9.1分」が とても大事になってきます。
目の前で 突然人が倒れたら、、動転すると思います。
まずは、自分の呼吸を整えて周りの 安全確認。
何時何分に その人を発見したのか時間を見ておくといいと思います。
そして 意識があるのか、呼吸をしているか など確認しましょう。
続きは こちらをご参照ください。
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応急処置の方法が わかりやすいアプリもあります
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小児救急についてのご相談は こちらもご参照ください
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長くなりますが、当社が民間救急の認定を決意するきっかけとなったエピソードを紹介します。
遡ること2年半前。
2015年の6月5日、当社は、熱海市消防本部に民間救急の相談に行きました。
そのずっと前に さらに遡りますが、
37年前、当社の社長が10歳の時に事故で救急搬送されました。
その時社長の実家から病院まで、わずか17分で搬送されたそうです。
どこに搬送するかのやり取りをしたりすることも考えたら17分では着かないような距離だと大人になった社長は思ったそうです。
救急隊員が 搬送する時に まず迅速に的確に処置をしてくださり、声を掛け続けてくれたことが 、まず社長の命を繋いでくださったと思います。
生死の境をさ迷い、二日後に生還した時から 社長は「自分が助かった意味」「自分の使命」について ずっと考えていたそうです。
熱海にご縁が繋がり、伊豆おはなを開業して、熱海の街を端から端まで車で走るようになると、一日に何度もサイレンを鳴らして走っている救急車とすれ違います。
気になっていろいろ調べると 熱海市には3台しか救急車がなく、一日平均9件、月に270件以上、年間3000件出動していることがわかりました。
この内の半分以上は 救命が必要ではないが急に動けなくなったり、車が停められるとこまで行くのに階段があり、階段昇降が難しくなったことで、体調が悪くてもすぐには通院ができず、ギリギリまで我慢して 体調悪化し救急搬送、、、など理由は様々でした。
10歳の時に救急搬送されて助かった経験から「自分が助かった意味、自分の使命」をずっと考えていた社長は 「10歳の時に 救急隊員の方が まず、自分の命を繋いでくれた。救急車は救命が必要な方の所に行って 助かる命を助けてほしい。
その一歩手前で 病院に行くのに困っている方たちを 今まで以上に通院・搬送できたら 救急車は本来の役割である救命に集中できるのではないか?そのために 患者等搬送適任者の講習を受けて知識、技術面でスキルアップをし 熱海にはまだない民間救急をしたい。」と決意しました。
そして、条例などの関係もあり、いろんな準備が整い、2016年5月に、熱海市消防本部から患者等搬送事業者第一号の認定をいただきました。
10歳の時に救急搬送されて助かった経験から「自分が助かった意味、自分の使命」をずっと考えていた社長は 「10歳の時に 救急隊員の方が まず、自分の命を繋いでくれた。救急車は救命が必要な方の所に行って 助かる命を助けてほしい。
その一歩手前で 病院に行くのに困っている方たちを 今まで以上に通院・搬送できたら 救急車は本来の役割である救命に集中できるのではないか?そのために 患者等搬送適任者の講習を受けて知識、技術面でスキルアップをし 熱海にはまだない民間救急をしたい。」と決意しました。
そして、条例などの関係もあり、いろんな準備が整い、2016年5月に、熱海市消防本部から患者等搬送事業者第一号の認定をいただきました。
しかし、急病患者の搬送を当社が全て受けれるわけではないので、当社で対応が難しい時は 電話で状況を聞いて、他の介護タクシーや一般のタクシー会社で車椅子のまま乗車できる車両を持っている事業者の 情報をお伝えしていきます。
そうすることで、民間の介護タクシーやタクシー会社でも受けれる率が上がり 救急車の出動率が少し下がったら いいなと思います。
また、 私たちが 訪問しても 「救急要請が必要」という病状と判断した場合は、救急要請をし、救急隊が到着するまでにできることをし、情報も含めて引き継ぎができるようにする。
ここを大事に 大切な命が 助かるように これからも行動していきたいと思います。
開業して一年ちょっとたった時に書いた記事です。救急要請をさせていただくまでの 経過や心の葛藤を思い出します。今回の定期講習で この時に救急隊員として現場に来られた救急救命士の方に再会できました。改めて感謝致します。
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伊豆おはなは、いろんな方々との連携を強化し、①熱海や熱海周辺に住まれている方々の送迎を含むさまざまな外出のお手伝い、②熱海に別荘を持っているけど身体が思うようにならず、来れなくなった、でもまた別荘に行きたいと思われている方の送迎を含むさまざまなお手伝い、③ユニバーサルツーリズム(高齢や病気、障がい等の有無に関わらず誰もが気兼ねなく参加できる、誰もが楽しめる旅行を目指す、実現する)にもできる限りですが、力をいれていきます
通院、入院、退院、転院、一時帰宅等の送迎・付き添い、お出かけ、観光、冠婚葬祭時の送迎・付き添いなど、まずはお気軽にお電話、メールいただければ有難いです。。(ご連絡いただいた時に送迎中などの場合は 後程ご連絡致します)
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(8:00~18:00。日曜日が定休日ですが、対応可能な日もありますのでお問い合わせください)
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株式会社 伊豆おはな
代表取締役 河瀬豊
取締役 河瀬愛美(看護師)