「17世紀イタリアの音楽」（2016/9/25，日本福音ルーテル教会神戸東教会)，交通の便が決して良いとは言えない教会でしたが，予想以上に多くの方々に来て頂き，また熱い反応も頂いてとても幸いでした！
ご来場の皆さま，本当にありがとうございました♪

17世紀音楽は本当に面白いです。
一定の語法さえ踏まえていれば，相当自由に色んなことができます。
今回は谷川さんの歌もありましたので，そこに合わせていくと，その場その場で予期しなかったことがふっと湧いてきて演奏に反映できました。

その意味ではリコーダー以上に通奏低音が抜群に面白くて，バロック・ギターがますます楽しくなりましたし，早くテオルボにも手を付けたくなりました。

ただ，今回は通奏低音チームの一員で，しかも低音は笠原さんのテオルボと上田さんのヴィオラ・ダ・ガンバにお任せでしたので，低音がないバロック・ギターで好きなように弾けましたけど，テオルボにしても1人で通奏低音をする場合にはきちんと弾かないといけないとは思っています。

プログラムは次の通りでした。

谷川千歌子（メゾ・ソプラノ）

竹内茂夫（リコーダー，バロック・ギター）

上田浩之（ヴァイオリン，ヴィオラ・ダ・ガンバ）
笠原雅仁（テオルボ，バロック・ギター）

A. ファルコニエーリ：〈英雄〉
G. フレスコバルディ：〈そよ風が吹いたら〉
G. カッチーニ：〈アマリッリ麗し〉
M. ウッチェッリーニ：アリア第15番〈お前が壊した針箱〉に基づく
F. コルベッタ：バロック・ギターと通奏低音のための2声のシンフォニア
F. コルベッタ：第5旋法のプレリュード - アルマンド - サラバンド
B. ストロッツィ：〈秘密の恋人〉
G.B. フォンターナ：ソナタ第7番
B. デ・セルマ・イ・サラベルデ：高音楽器のためのソナタ第1番
G.F. サンチェス：〈哀しみの聖母〉
C. モンテヴェルディ：〈主を讃えよ」〉(詩篇 150)

またこうしたコンサートができればと願っています♪

歌とともに熱く楽しき17世紀イタリア音楽！