シュッツ@神戸聖愛教会,無事終了しました。
ご来場下さった皆さまありがとうございました。
自分たちが歌った合唱4曲はもちろん、それ以外のヴォイスペクティヴさんのソロやプリンチピの器楽曲など、どれもしみじみ良かったです。
Schützは高校時代に入っていた福音合唱団の指導者が大好きでしたのでいくつか歌いましたが,その時をうっすら思い出しつつも,新たな魅力を感じつつ浸りました。
今日は,後半に分割合唱が2曲あってその合唱で上のバルコニーで歌ったけど,果たしてどんな風に聞こえたのか下の客席で聴きたかった!
そしてゼミ学生達を引き連れてきましたが、終演後のワンコイン打ち上げで、音楽監督の笠原さんの締めの挨拶で学生が歌う(オーディション⁉︎)というまさかの展開に。
ソプラノの皆さんが熱く学生たちを勧誘されたので,そんなことになってしまいました。
でも,学生くんの1人が楽譜を1回だけ見ての練習で,K川さん,S木さん,私がハモる中,合唱を皆さんの前でそれなりに歌い切って,こちらが驚きました。
何しろ「歌う会」の今度のオーディション曲であるMonteverdi《倫理的・宗教的な森》の中の,半音階下降が特徴的なCrucifixusでしたから!
今回のピッチはa'=465Hzでステキでしたが,歌でこのピッチはなかなか大変だと実感しました。
リコーダーなら何管のどんなピッチでも,テオルボやギターでもピッチの違いは戸惑いませんが,自分の歌は結局440Hzか415Hz基準らしいです。
ですので,今回は全音高くアルト譜表で読むという荒業で切り抜けたのが現実です。
全音上げても元のミーントーンの音程関係は保つように努力しました。
ミーントーンは「歌う会」ではデフォルトだし(テオルボの1つも今はミーントーン),注意されれば修正はできた(はずだ)ですが…。
繰り返しですが,本当にSchützはステキです!
音楽監督の笠原さんが言われるように
「すごく真面目にかっちり書かれているけど,噛めば噛むほど味が出てくる」
と思います。
別に歌の方との小編成でテオルボ弾いてますが、大変ですけど音楽的に充実しているのが楽しいです。
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エレミヤの哀歌 マリアの賛歌
Musique Douce 2019
2019年8月25日(日)
開演16:00開場15:30(終演予定18:00)
日本基督教団 神戸雲内教会
〒657-0051 兵庫県神戸市灘区八幡町1-6-9
http://blog.goo.ne.jp/kumochi/
前売1,200円 当日1,500円
曲目(予定)
M.=R.ド・ラランド 《暗闇の朗誦》(《ルソン・ド・テネブル》,エレミヤの哀歌)
F.クープラン 〈マニフィカート〉(マリアの賛歌)
M.マレ ヴィオール曲集第5巻より
C.デュパール 組曲第1番 他
ミュズィク・ドゥス
笹山 晶子 辛川 千奈美(ソプラノ) 竹内 茂夫(テオルボ,リコーダー)
太田 賀之(ヴィオール) 小林 美紀(クラヴサン)
2018年クープランの《暗闇の朗誦》を皮切りに,バロック期フランスの「フランス古典」
と呼ばれる分野のうち主に宗教声楽曲を演奏するミュズィク・ドゥス「甘い音楽」です。
同一内容別公演
7月7日(日) 京都産業大学神山ホール
12月21日(土) 和泉市久保惣記念美術館
✆笹山 090-6067-4507 小林 079-266-8975
Facebook 「ミュズィク・ドゥス」