2年ぶり?の聖路加の聖公会の教会での聖餐式(またはミサまたは礼拝)。
本当に美しいチャペル。
ただ,今回はオルガンの下で天井が低い分,オルガンの音がフルには聞こえず,雰囲気としてもちょっとだけかけ離れた感じ。
それでも,式文に従って淡々と進んで行く礼拝は秩序立っているという感じ。
当然「形式的」という批判もあるだろうけど,そういう「自由な」礼拝もそれなりに,いやもっと秩序のない形式でできていることが多々ある。
それはともかく,ガルニエのオルガンは,今日は大好きなBuxtehudeのパッサカリアが演奏されたり,Coelhoのアヴェ・マリス・ステッラはもっとちゃんと聴いておけば良かったと思うくらいだったし,聖歌隊の皆さんは今日は2曲歌われた。
毎年6月は別の築地の聖公会の教会で「ハモり隊」として,ルネサンスの宗教曲の達人の皆さんといつも英語のアンセムを何曲も楽しく,それも年々難しくなっていって今後どうなるんだろうと思っていたけど,色々事情があって今年はなくなったし,前日には晩課をやる予定まで当初あったのもなくなったのが残念といえば残念。
ただ,今年は前日の「音楽の日」が午後遅くに移って,しかもワークショップとコンサートで計2時間のプログラムが組まれたので,結果的には晩課の時間帯にきっちりプログラムが入ったという感じ。
終わってからは,パスタランチでパンとサラダとドリンクバー付き。
いつもと違うホテルで,東京駅から至便な地なのはとても良かったけど,朝食は座るスペースがなく立食というのも驚いたけど,おにぎりと味噌汁くらいで,朝はいつもパンだからどこかでパンを食べたいと思って。
築地とか日本橋にいたからお寿司とかを食べるのが定番だろうけど,それはまたの機会に。
それから,浜松町でバロック・ギター歌曲の会。
前半はセファルディの歌をいくつか。
モダンな横笛とモダンギターのリアリゼーション付きの編曲版だけど,ある曲はいわゆる西洋音楽の感じで,ある曲はアラブを思わせる音階を使った旋律だったりで,とても面白い。
ここでは横笛のパートをリコーダーで吹いたけど,アラブな感じではできるだけ3/4音を使って吹いてみると,より一層アラブ感が出て面白い。
後半はJose Marinという17世紀の人で,色々やらかしたけどバロック・ギターのアルファベート(コードネーム)ではなくて実音のイタリア式タブラチュアで伴奏を書いていて,それも属7だとかヘミオラを多用したとても面白い歌曲。
セファルディもそうだけど,初見でも色々と勉強になった。
この曲はまた誰かとやってみたい。
会には,昨日も来て下さった知識豊富なSさんも来られていて,曲や時代にまつわる色んなことを折々に皆さんでシェアして,そういう意味でも面白い会だった。
今回も色々と得ることが多いお江戸滞在だった。
本当に美しいチャペル。
ただ,今回はオルガンの下で天井が低い分,オルガンの音がフルには聞こえず,雰囲気としてもちょっとだけかけ離れた感じ。
それでも,式文に従って淡々と進んで行く礼拝は秩序立っているという感じ。
当然「形式的」という批判もあるだろうけど,そういう「自由な」礼拝もそれなりに,いやもっと秩序のない形式でできていることが多々ある。
それはともかく,ガルニエのオルガンは,今日は大好きなBuxtehudeのパッサカリアが演奏されたり,Coelhoのアヴェ・マリス・ステッラはもっとちゃんと聴いておけば良かったと思うくらいだったし,聖歌隊の皆さんは今日は2曲歌われた。
毎年6月は別の築地の聖公会の教会で「ハモり隊」として,ルネサンスの宗教曲の達人の皆さんといつも英語のアンセムを何曲も楽しく,それも年々難しくなっていって今後どうなるんだろうと思っていたけど,色々事情があって今年はなくなったし,前日には晩課をやる予定まで当初あったのもなくなったのが残念といえば残念。
ただ,今年は前日の「音楽の日」が午後遅くに移って,しかもワークショップとコンサートで計2時間のプログラムが組まれたので,結果的には晩課の時間帯にきっちりプログラムが入ったという感じ。
終わってからは,パスタランチでパンとサラダとドリンクバー付き。
いつもと違うホテルで,東京駅から至便な地なのはとても良かったけど,朝食は座るスペースがなく立食というのも驚いたけど,おにぎりと味噌汁くらいで,朝はいつもパンだからどこかでパンを食べたいと思って。
築地とか日本橋にいたからお寿司とかを食べるのが定番だろうけど,それはまたの機会に。
それから,浜松町でバロック・ギター歌曲の会。
前半はセファルディの歌をいくつか。
モダンな横笛とモダンギターのリアリゼーション付きの編曲版だけど,ある曲はいわゆる西洋音楽の感じで,ある曲はアラブを思わせる音階を使った旋律だったりで,とても面白い。
ここでは横笛のパートをリコーダーで吹いたけど,アラブな感じではできるだけ3/4音を使って吹いてみると,より一層アラブ感が出て面白い。
後半はJose Marinという17世紀の人で,色々やらかしたけどバロック・ギターのアルファベート(コードネーム)ではなくて実音のイタリア式タブラチュアで伴奏を書いていて,それも属7だとかヘミオラを多用したとても面白い歌曲。
セファルディもそうだけど,初見でも色々と勉強になった。
この曲はまた誰かとやってみたい。
会には,昨日も来て下さった知識豊富なSさんも来られていて,曲や時代にまつわる色んなことを折々に皆さんでシェアして,そういう意味でも面白い会だった。
今回も色々と得ることが多いお江戸滞在だった。