通奏低音講座2回目。
 
Cacciniの短い歌曲。
でも基本的なことを学ぶのにちょうど良い。
 
自分のリコーダー・ソロでFontanaを。
通奏低音の勉強にもなったけど,ソロを吹いた身としてもとっても勉強になった。
 
・4拍子はすべて↓だけど,2拍子は↓↑の組み合わせ(タクトゥスの考え方!)
・跳躍をうまく使う。それが順次進行に生きる
・跳躍の幅を活かす
・↑は浮かす。上げる方を気にする
・そのように音の方向性が見えるようにせよ
・臨時記号が付いている音は別物
・ゆっくりな単純に見える部分をキレイに
・8分音符までは自分でコントロールせよ
・3拍子の部分,3分割と2分割のどちらにするか。通奏低音が複数なら揃える。
・音型で旋律と通奏低音は違っても良い
・「リコーダーでいいね!」という演奏を
 
HWV365は
・全部和音で弾く必要はない。単音でも和音を感じさせるように
・数字が多い和音をしっかり弾く
・長めに,アルペッジョなどで
・ただしテンポが遅くなってはいけない
・親指の連続は均一にしない。太鼓を叩くように跳ね返りを利用するだけ
 
佐野先生は結構はっきり言われるので,自分の中で間違っていたり曖昧だったことがはっきりしてとても助かる。
 
終わり頃に楽器製作家の方が来られて,キタローネを持ってこられていたので少し弾かせていただく。
豊かな音。
講習会前に,リコーダー,バロック・ギター,キタローネの自分練習も。
 
ただ,いくら毎日練習していても,方向性を間違えていたらいけないことを痛感。