昨日久しぶりにLe Cocqのフォリアを練習してみたら…
親指も使ったラスゲアードのレピッコがあまりにも下手過ぎる(泣)。
 
昨日,ラスゲアードのことでやりとりをしていて
「練習すると良いですよ」
と言った言葉は,そのまま自分に返ってきた。
 
ちょっと前まではラスゲアード集は必ず練習にいれていたけど,今は混合タブラチュアの曲集ばかり練習していて,ラスゲアードはきちんとやっていなかった。
 
ということで,レピッコも入っているCorbetta 1639を。
 
今日はゆっくりストロークでの弦の当たり具合をしっかり確かめながら。
でも,どうも滑らかな動きではない,おかしい…。
と思いながらやっているうちに,ゴラーニ氏のラスゲアードのワークショップの時に,右手の形のことを言われていたことを思い出した。
それで右手の形を変えてやってみたら,滑らかに,しかも強弱も付けやすくなった。
 
結局は柔らかさが必要。
 
Sanzの半音階てんこ盛りの曲もゆっくり和声変化の面白さを確認しながら。
それでも,和声変化から後半いきなりカンパネッラに移行するのはまだまだ難しい。
キタローネは,Lullyの通奏低音のベースラインが高音になった時に,その上にキタローネ調弦特有の1,2弦リエントラントも使って上に和音をどう載せられるかを試しているけど,少し整理して減らす方向に。
 
それよりも親指が低音弦に移行する時に,その他の手の形を変えないような構えをもっとしっかりして移弦しないと,他もバタバタしてしまってどこを弾いているかわからなくなってしまう。
 
なので,最近は易しいサラバンドとクラント2つでまず基本位置と思われる曲をやってから,通奏低音の練習,余裕があればKapsbergerのアルペッジョというメニューに。
 
明日の発表会前練習,全体合奏のリハーサルに出たいけど…。
仕事が終わってからになるから行けるかどうか…。
キタローネの自分練習は毎日してるし,和音もだいぶ入れられるようにはなったとはいえ,分散和音の進行はまだまだアヤシイ。
リコーダーは,ガナッシは真鍮のリングに戻してUccelliniとvan Eyckを。
なるほど,やはりこちらの方が色々無理なくできる。
けど,ルネサンスのコンソートの時には,木のリングの方が溶け合いやすいかもしれない。
 
van Eyckはどれをどのリコーダーで吹くかが悩ましい。
宗教曲はできれば低音のリコーダーで演奏したいけど,自分の機動力の問題がある。
 
とはいえ,発表会の曲は,リコーダーもバロック・ギターも一応決めた。