25日の演奏会場のチャペルの設営は昨日行われたはずだけど行けなかったので,外出禁止が解けた今日ちょっと寄ってみて配置を確認。

設営の時にいなかったから仕方ないけど,関係者の人に伝えていたようにはなっていなかったので,いくらか移動。

そして,どこで吹くと一番良い感じで響くかを確認して,演奏位置を決める。
壁を背にするのが吉かも。

可動式のライトも向きを変えてみて,お客様の視線に入らないように。

それで持参した中世リコーダーで,思い付くままvan Eyckをいくつか。

音域によって響き方が違う。

やはり椅子が入って,ソプラノ・リコーダーでの低音域が吸われている気がする。

2オクターヴ目の半ばから上の響きはとても素晴らしい!

自宅練習も通常通り再開,といきたいところだけど,練習時間は短めになっていて,25日と26日の練習だけになっている。

リコーダーは,van Eyckの詩篇歌4つと,翌日のマスタークラスのためのVirgilianoのみ。
118で使うリコーダーを換えたというか元に戻したのが,まだちょっとだけ慣れない。


バロック・ギターもほぼ25日の3曲のみ。

ただ,de Murciaのフォリアスは残りがわずかなので弾いてみる。
とはいえ,セーハに加えてカンパネラ奏法が出てくるので,指の運びをきちんと決めておかないといけない。
フォリアは次はle Cocqのをさらっておこう。

de Murciaのアシルも久々にさらっと。

そして,Sanzのフォリアス,カナリオスを。
Riccioの通奏低音,言葉のアクセントをバロック・ギターでもきちんと表現するように。


バロック・ギターだけは,会場のチャペルで事前にもうちょっと練習しておきたいなぁ。

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旧き佳きキリスト教音楽 
~ 《笛の楽園》で聴く詩篇歌と変奏の世界 ~

■日時 2015年4月25日 14:00~
■場所 近江福音自由教会新会堂
    〒 520-0106 滋賀県大津市唐崎1丁目30-5
    Tel/Fax 077-579-3308
    JR湖西線「唐崎」下車 徒歩7分
■入場 無料(予約不要)

竹内 茂夫(リコーダー 2, 4, 6, 11,バロック・ギター 7, 8, 9)      
友田 久美(ソプラノ 7)      
コア・シャローム(近江福音自由教会聖歌隊 1, 3, 5, 10)    

オープン・チャーチのクラシック・コンサートにようこそお越し下さいました!本日は教会で歌われる讃美歌・聖歌(正確にはカルヴァン派の「詩篇歌」)と,それにオランダの盲目のファン・エイクが変奏を施したリコーダーの演奏を主にお聴き頂きます。間に,同時代のイタリアの詩篇を元にしたリッチョの歌曲をバロック・ギターの通奏低音で,引き続き少し後の時代ながらクラシック・ギターのレパートリーでもあるスペインのサンスのギター曲も奏でます。       
 
1. 曲:伝L.ブルジョワ 〈地に住む もろびと〉
2. J.ファン・エイク  《笛の楽園》より 〈詩篇134〉
3. 詞:M.ルター/曲:伝ルター  〈天にいます父よ〉
4. J.ファン・エイク 〈天にまします我らの父よ〉
5. 詞:S.ハイデン/曲:M.グライター  〈ひとよ,汝が罪の〉 
6. J.ファン・エイク 〈詩篇68〉
7. G.B.リッチョ〈ラウダテ・ドミヌム〉 
8. G.サンス フォリアス
9. G.サンス カナリオス
10. 曲:伝L.ブルジョワ 〈恵み豊けき主を〉(1545) 
11. J.ファン・エイク〈詩篇118〉