衣装制作スタート・・・脳内で三次元組み立て・・・ | 古民家の雑貨屋 アート工房 風 ふうさんの手しごと日和

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古民家の雑貨屋さん『アート工房 風』です。
岡山県の和気町で雑貨屋&クラフト工房をしています。
古民家をリノべして、沢山の雑貨を展示販売できるSHOPにしました。
隠れ家的な工房の日々の暮らし、ちょこっとのぞいて見てくださいな。

昨日から、衣装制作を始めました。

 

まずはバラシ作業ですが、

全部バラバラにすればいいという

物ではなく、のちの作業がしやすいように

残すところを考えてバラシをしていきます。

 

 

今回は日本の着物を、中国風に

するわけですから、どこをどのような

手順で縫うかも考えなくてはいけません。

 

袖を先につけるか、裾を縫うか・・・

 

裏地はどのタイミングでつけるのが良いか、

タックの部分は落としミシンをするかどうか・・・

 

 

脳内でまずは、三次元で組み立てて

それから、工程を考えてばらして行って

逆再生のように縫っていきます。

 

頭の中で、立体物を組み上げたり

ばらしたりしながら、先に工程を

考えていくのですが、この作業

すごく脳が疲れるので、時々休憩。

 

夕方、デザイン画に落とし込んで

考えてみて、今回は裏地は付けずに

セパレーツのアンダースカートを

袴風にして作る方法にしました。

 

 

それも、剣舞の時の動きを考慮し、

なおかつ、着物の前合わせのデザイン

も考慮し巻きスカート風で・・・

 

まあ、そう決まるまでが大変です。

 

デザインに落とし込みが出来たら

あとは、工程順に気を付けて

組み上げ作業。

 

パターンを引かないで、立体裁断

でやろうとするとこうした脳内作業

が増えます。

 

 

一つ一つ問題点をクリアーに

しながら、進めて行くしかないですね。

 

一点作れたら、あとは同じ要領で

制作すればいいので楽なんですけどね。