そもそも・・・なぜスピ系の人たちはそれほど『教えること』にこだわるのか? | 古民家の雑貨屋 アート工房 風 ふうさんの手しごと日和

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そもそも疑問・・・第六弾。

 

そもそも・・・なぜスピ系の人は

『教えること』にこだわるのか?

 

もちろん、自分より弱い者をターゲットに

しないと、『詐欺』は成り立たないのだろうが・・・。

 

一昔前のスピリチュアルは、自己の向上

を意識したものが多く自分の行いを

正すことで、魂の向上を図るというような

内容が多かったように思う。

 

要は、自分を磨くために、スピリチュアルという

見えない世界からの導きを欲した。

 

けれども昨今の『スピリチュアルビジネス(詐欺)』

明らかに『金儲けのネタ』である・・・。

 

やたらと『教えたがり・・・』

やたらと『支援したがり・・・』

やたらと『人を導きたがる・・・』

 

もちろん、その手法が一番儲かる!

と、ふんでのフランチャイズ展開なのだろうが・・・

 

開運グッズを販売でも、自己の魂の向上でもなく、

なにゆえ『弱者支援』にこだわり『教えたがる』のか?

 

 

前回記事にした、武田鉄矢の今朝の三枚おろし

『ケーキの切れない非行少年』の話の中に、

こんな一説があった。

 

非行少年たちの授業を担当していた監督官

の方は、授業妨害する悪ガキに手を焼いていたらしい。

 

あまりに目に余るので、あるとき、先生は

「これから先生はお前の席にすわるから、

お前が授業をしろ!」

 

とその子に授業を任せてみたそうだ。

 

そうすると、それまで、茶化したり、騒いだり

していたその子が、まじめに教科書を開いて

授業を始めたそうだ。

 

そのうち彼は、出来ない問題が出てくると

みんなで考えて答えが出るまで勉強をつづけ、

休憩時間もみんなで、問題に挑戦していたそうな・・・。

 

人は、教えられるよりも、人に教えたい生き物らしい・・・。

 

そう・・・

人に教えたいのだ・・・。

 

 

親子関係に悩み、傷ついた自己愛を抱え、

様々な社会や団体から排除され、行き場を

失くした人が救われたのは、そうした

スピリチュアルビジネスの世界。

 

おそらく、

同じ思いをしている人が居るだろう!

自分も救われたこの世界を知らないなんて

なんてかわいそうなんだ!

 

『教えてあげなくちゃ!僕は・・・私は・・・

 同じ悩みを抱えている人を救いたいんだ!

 

(もちろん、自分も投資してるからタダでとは行かない!

ちゃんと報酬をもらうのがプロとしての仕事だから・・・

・・・と言うようにその教本には書かれているのか?

 

ネットワークビジネスの基本は「営業」ではなく、

「教えること」だと何かの本で読んだ気がする。

 

営業されると人は嫌な気分になる。

『私で金儲けする気?』と思うからだ。

 

けれども『教えられた』ことに対して

気分を悪くする人は居ない。

 

そこが、『ねらい目』なんだろうなー・・・

と思う。

 

これらの、グレーゾーンなビジネスも、

完全にアウトな詐欺も、ようは人の心理を

鬼のように研究し尽くしているということなんだろうな・・・。

 

 

そう考えると、本当に恐ろしいな・・・。

 

一番恐ろしいのは、低級霊じゃなくて

人間の底知れない『欲』ってことだな・・・。

 

教えたがりな人間の本質を利用した

ビジネス(詐欺)。

 

その心理作戦にまんまとハマって、

本来あるべき、スピリチュアルの本質を

捻じ曲げてしまった昨今の風潮・・・。

 

これはもう、『末期だな…』

手の施しようはないんじゃないか?

 

『落ちる者は、落ちる!』

どうしようもなく落ちる!

 

それも、本人が『選択』した

人生ということなんだろうな・・・。

 

(もう、止める気にもならないが・・・)

 

 

教えたい!という人の欲求を満たす手法

今のスピリチュアルビジネスで、それに食いつく

人たちは、みな同じような家族問題を抱え、

同じような生きづらさを抱え、同じような欲に

ゆすぶられている・・・。

 

そんな人の欲』をくすぐるように作られたシステムが

昨今流行りのスピリチュアルビジネスならば・・・

 

急速に成長したのも納得がいく。

 

スピリチュアルだけじゃない、SNSビジネスも

コンサルタント商法も、その根底には

人間の持つ本質『人に教えたい!』という

欲求満たす魅力があるのだろう・・・。

 

そして、当然、『ターゲット』にするなら

自分よりも『弱い者』 『困っている者』

『悩んでいる者』 『迷っている者』になるわけだ・・・。

 

『教える』ということは悪いことではないが、

もしも、スピ系ビジネスを開業するにあたり、

こうした『人に教えたい』という本質までも

計算にいれて、そのマニュアルが作られていたのなら・・・

 

最初にその手法とスピリチュアルを

くっつけ、フランチャイズ展開を始めた

金の亡者は、悪魔のように人の本質を

見抜いているということになる・・・。

 

それは、間違いなく・・・

より弱者が搾取される仕組みだからだ・・・。

 

 

知人を困らせていたスピビジ女。

 

「見ててご覧、そのうち老人支援もするというから!」

と忠告しておいた。

 

ひと月もたたないうちに、それは現実になった。

 

「老人支援も始めようと思って!」

と言って来たそうだ・・・。

 

おそらく、何かしらの助成金が目当てであろう・・・。

(介護制度の穴を埋めるための事業設立は急務。

 開業資金の国からの助成金目当てか?)

 

自身の足元の問題(育児問題、本業は赤字続き)は放置して、

なぜこうした『弱者支援』に手を出したがるのか?

 

自分の問題と向き合うには、痛みを伴う。

人様の悩み解決なら、自分は痛まない。

 

そのうえ、感謝されたり、承認されたり、

特別扱いされたりと・・・様々な特典が付いてくる。

 

傷ついた自己愛は

こうしたモノで埋められていく。

 

だから、やめられないのだ・・・。

 

そして何よりも、自分は『教える側!』

という本質的な欲求が満たされる。

 

教えることで、『人の上に立とうとしているから』

『教えたがりのスピビジ』がそれらの教義やシステム

に大金をつぎ込んででも開業するのだな・・・。

 

そこに、本当の『救い』はあるのか?

 

いや、もういい・・・

 

どう言ってみても、落ちる者は落ちる。

 

溺れながら、『自分が溺れる者』という自覚も無いまま

同じく溺れる者たちを浮き輪にして、ともども絡んで

奈落の滝つぼに向かうものたち。

 

これを止められる人は居ないだろう。

 

どう考えても、これらの流れが大きく

変わることは無いように思う。

 

よほど、著名なスピコンサルがその正体を

暴かれて、社会的にその罪をさらさない限りは・・・。

(カルト宗教のような事件にでもならない限り難しいか・・・)

 

溺れる者は藁をもつかむ・・・。

つかんだものが藁ならいいが、金の亡者の

差し出す、ローン申し込み書だったら・・・・。

 

目も当てられない、地獄だな・・・。

 

それもまた、本人が選んだ人生・・・。

 

しかし、願わくば、様々な生きづらさを抱えた人が

犯罪に利用され、罪を被らなければならないような

そんなことにならないことを・・・祈るばかり・・・。

 

 

SNSの発展は、確かに人の生活を便利にした。

 

遠方の方との商取引も可能にした。

 

世界中を旅しなくても、様々な国の人たちが

美しい写真をUPしてくれて、リアルタイムで

世界の情報が見られるようになった。

 

けれども、その一方で、新たな様々な

人間関係のトラブルをも生んだ・・・。

 

何を選び、何を選ばないか・・・

 

何を信じ、何を信じないか・・・

 

それは、個人の価値判断にゆだねられている。

 

確かな価値判断を身に着けていなければ

様々な『欲望』を刺激される時代。

 

ゆすぶられ、迷わされ、判断が難しくなる時代。