これを書く前に二つ、これを読んで下さっている方へ質問です。
貴方が小さい頃に抱いた≪夢≫は何でしたか？
中には「無い」と答える方も居ると思います、、なので、どんなに小さな≪夢≫でも構いませんし、なんなら大き過ぎても構いませんよ。
「大金持ちになりたい！(∩´∀｀)∩」
とか
「タワマン暮らしで人類を見下ろしゅ！(*‘∀‘)」
とか
って言うような、、小さい頃に考えるであろう漠然とした内容でも構いません。
思い出せましたか？
そして
ではもう一つ…
現在、その≪夢≫は叶いましたか？
筆者である私、垢薔薇には…小学生の頃から夢がありました。
それは
「誰もが笑顔になるようなゲームを制作したい」という唯一の夢でした。
所謂≪ゲームクリエイター≫ですね。
遡れば…≪ポケットモンスターX・Y≫から本格的にゲームを触れ始めた時に、プレイ済みの方なら分かると思うんですけど、その作品の中に出てくる主要都市【ミアレシティ】を歩いている時の街並みの綺麗さは勿論の事！
裏路地という場所や、多くのビルやお店、更にホテル等も入る事ができるというような…その場所で本当に探索しているというような、こことは違う世界を自由に行き来しているという没入感にどっぷりと浸かったんです。
（早口）
その街を見たり、ゲームを進めるにつれて≪ゲーム制作自体への憧れ≫へと次第に強く変わっていきました。
それ以降は中学生の頃も、高校生の頃も、一途に≪ゲーム制作≫への道に進もうと思いながら生きてきたんです。
憧れをずっと追っていました。
ひたすらに、、一途に、、。
でも。
今私は、その足掛かりを自ら破棄してしまっているんです。
「何が起きたの？」
と
「何で？」
と
きっと聞かれるとは思います。
その場凌ぎの言葉はいくらでも思い付くんですよ。
「トラブルが生じてしまって～」
とか
「少し疲れちゃって～」
とか
何だって嘘は出てきます。
今私、「嘘」って言いました？
はい…その通りです。
本心は
「何一つとして分からない」
これが答えです。
とっっても無責任ですよね、分かっています。
でも、、、本当に、心が…身体が‥‥動かない。
感情が追い付かない…。
自分が何をすれば良かったのかも
自分は何がいけなかったのかも
振り返ったとしても、、何一つ結論を出せなくて…
代わりに出てくるのは
今を頑張る事のできていない自分への叱責
今までの過去への憎悪
家族や他の人間関係への恐怖
将来への不安
自殺衝動
そんなものばかり。
本当に
「こんな筈では無かった」という言葉の通りです、、。
あと少し頑張れてたなら≪ゲーム会社≫への就職を以て、一つの人生の夢を叶えることができた未来もあったのかもしれないな…と、そんな後悔すら多少はあります。
しかし…
何故か本当に≪多少≫なんです。
お伝えした通り、私は一途に夢を掲げてこれまで生きてきました。
でも私は、、一途過ぎて…≪ゲームクリエイター≫ではない、≪他の生き方の可能性≫を深く考えたことが無かったのかもしれないなと、うつ病の末に気づいたんです。
確かに私は趣味が多い方だと思いますし…このブログの他にも、別名義では更に多くの活動も今まで行ってはいます、、だけど…自分の人生自体の目標については常に時が止まったかのように≪ゲームクリエイター≫という夢だけが先行しているだけで、深く考えた事が無かったなと、、そう感じたんです。
もしかすれば…
一途に考える事によって、今後の未来の事を考えなくても良いように…現実逃避をする材料にしていただけなのではないか？と、そう考えるにも至りましたね…。
実際に思い当たる点は何個かありますしね…
まぁ、話が長くなるので割愛しますが（またどこかでお話します）
うつ病が酷かった時、何度も思ってたんです…
「自分がゲームクリエイターになれなければ、親が私を捨てるかもしれない」と
「夢の為に親を振り回しておいて、今更逃げようだなんて都合が良すぎる」と
「なれないなら、私は生きてる意味なんて無い」と
「死ねば親も楽になるだろう」と
この他にもあったんですが、、ざっとこんな雰囲気の事を考えてましたね…。
正直、今でもこんな考えが浮かぶときはありますよ。
うつ病は≪治らない≫とか≪完治しない≫と言われているので、、きっとその考え方を無にすることは難しい事なんだと把握はしています。
でもその時考えたんです、、
≪ゲームクリエイター≫になる事だけが私の幸せなのか？と。
結論で言えば「NO」でした。
確かに夢が叶うのは嬉しいですが、今の状況を無視して無理にやったとしても…きっとそう長くは続かないなって思いました…。
だったら、今は多少でも良いから人生の≪幸せ≫を得たいと…そう感じました。
今私は、少しでも自らの手で収入を得ようとバイトに応募し、合格を貰いました。
うつ病もADHDも自分の中で受け入れて、少しでもこの人生が幸せだと感じれるように一歩ずつ進み出す事ができているんです。
私は感じたんです…
その≪夢≫が叶おうが、叶わまいが、人生は果てる時まで続きます。
その道中は選択肢の連続で、その歩んだ軌跡によって嚙み合った歯車もあれば…何かが欠ける事だってあると思います。
それでも
生きてさえいれば、きっと何度でも運命をやり直せると。
きっと時間は掛るだろうし…
死んだ方がマシだと思えるような事柄だってあるかもしれない…
それでも！！！！！
生きてさえいれば、踏み出した一歩の数かそれ以上に、答えの無い≪幸せ≫という感情を掴める時が来る筈なんだ。
今の私は、そう信じている。
いや
信じてみたい。
≪ゲームを作る≫という一つの夢だって、まだ捨てた訳でも無いし
なんなら、色んな夢や目標だってできた。
先の見えない不安ばかりの未来だけど…
【この世界を生きる】
これだけは見失わないようにしていきたいと思う。
もし画面の向こうの貴方が苦しんでいるなら‥‥こう言いたい。
「生きてるだけで偉い、その中で頑張ってるのは神過ぎる」と。
「こんな筈では無かった」と言い続ける日々の中で
きっと私は…日々新しい『夢』を抱き、叶えを繰り返しながら生きていく。
一途に追うばかりではなく、今叶えたい身近な夢に向かって歩むのも悪くない。
そう知ったから。