2021年 新年あけましておめでとうございます。
2020年は旅行業界において大変な年でした。
全くの日本からの旅行者が途絶えるという、予想もできないことが起きました。
ニューヨークテロやSARSとか東日本大震災の時もここまでではなかった。
つくづく海外旅行は世界平和と安定が前提なんだなと思います。
さて2021年になりました。
恒例のシドニー湾花火も開催に物議をかもしましたが、様々な制限付きで行われました。
直前にシドニーで市中感染が発生したのも悪いタイミングでしたが。
下記の公開されたニュースの動画を貼っておきます。
弊社の所在するゴールドコーストはオーストラリアの中でもさらにコロナの感染が少ないエリアです。
ただし今現在も海外からの観光目的の入国はできませんので、今年の年末年始は海外からのお客様は全くおりません。
でも国内からの旅行者はけっこうきてますのでそれなりに賑わっていました。
街では日本人や欧米人には理解しがたいかもしれませんが、ほとんどの人はマスクをしておりません。
もちろんソーシャルディスタンスなど様々な規制はありますが。
日本の方には申し訳なくなるくらい平和な場所です。
では今年の旅行関係はどうなるのでしょうか?
弊社の予測と主観を述べてみます。違っていてもなにも責任は取りませんが。
しかしネットなどを参考にみていると楽観的な人と悲観的な人といろいろですね。早い話が予測不可ということですね。
早ければワクチン接種が3月ころに日豪とも始まるようです。6月くらいまでにある程度の方にいきわたれば、国によっては順次開国していくのではないでしょうか。オーストリアと日本は比較的に早いとは思います。特に日本はなんとかオリンピックには間に合わせたいので早いのではと思います。
解禁されれば旅行に行きたい人はすぐにでも行くでしょうね。特にオーストリア人は旅行好きなのですぐ行くでしょう。
現地に住んでいる日本人も早く日本に行きたい人ばかりです。(オーストラリアも出国もできない鎖国状態です。)
でもワクチンができても逆に日本人は根本的にはあまり海外旅行に行かない国民性なのでますますこういう方は行かなくなるのでは。
つきあいで行っていた。
社員旅行などで行っていた。
招待されたので行っていた。
報奨など無料なので行っていた。
などどうしても行きたいという人以外は行くのをやめるのではと思います。
レジャー目的もどうしてもオーストラリアに行きたいという人しかしばらく来ないでしょうね。
メディア集客系とか格安パック系は減ると思います。
リモートワークで出張が減るのではという話もありますが、会わないとできないことも多いのでなくなるということはないでしょうね。
ただし減るとは思いますが。
それでも日豪は昨今では日米に続き経済的関係はかなり良好で、さらに政治的にも関係強化傾向なのでビジネスチャンスは多いのでそれなりの需要はあるとは思います。
個人の語学研修や留学の需要は早く戻ると思います。海外留学のできる時期は人生でそうそう長くはないです。行けるタイミングは限られるので。また欧米が敬遠され気味なのでオセアニア方面に流れるとは思います。
ただしこちらの受け入れ先はかなり減ってしまいました。語学学校などはけっこうクローズしています。ホームステイも他人との接触を避ける傾向が続けば受け入れ先を探すのは苦労するかもしれません。
団体はどうでしょうか?
語学研修を企画する団体次第ですが、学校主催は戻ると予測します。教育カリキュラムの一環となっているケースが多いです。では自治体主催はどうでしょうか。自治体は教育者ではない行政者なのでそれほど語学研修に思いが強いかどうかという点もあります。あとは予算しだいでしょうか。
どちらもポイントは子供を送りだす側の親次第なのかなと思います。モンスターピアレンツが多いと主催者側は怯むと思います。
全校生徒が参加する修学旅行はどうでしょうか?
これも親と学校の綱引きしだいでしょうか。あと世間がどう判断するかですね。海外でなにかあると世間からもうバッシングされる世の中ですから、前項したようにそれほど行きたくない人も行かさせる修学旅行の実施は学校は悩むと思います。
しかし高校などは、例えばオーストラリアに修学旅行に行きますと募集しているケースもあるので場所変更や中止も簡単でなないでしょうね。
いずれにしろ私どもとしては、アフターコロナに備えて準備だけは整えております。ぜひ旅行解禁になりオーストラリアに行こうという時が来ましたら弊社にご用命いただけると何よりです。
2021年も宜しくお願い申し上げます。
アズウェイ・オーストラリア
一同