他業者さんから
バトンタッチした
アライグマ駆除のお話
4月初旬、
ペストコントロール業者
(以下:PCO業者)さん
からお電話を頂き、
お客様からネズミ駆除の
依頼があり伺ったが、
どうもアライグマが
子育てをしている様子。
自分は
専門ではないので
アスワットさんに
バトンタッチしたいとの
ご相談でした。
ありがとうございます!
利益だけではなく
お客様に喜んで頂くことを
最優先にされるお考えは、
その業者さんが携わる
全ての仕事の基本に
なっているのだろうと
感銘を受けました。
一般の方々には
同じような仕事に
見えているかもしれませんが、
実はPCO業者さんと
住環境害獣(以下:住環獣)
防除の仕事は似て非なるもの。
全く防除概念が違うので、
あまり経験のないPCO業者さんが
簡単に防除を請け負うと
後で後悔することが多々あります。
アスワットに
ご依頼頂いた業者さんは
賢明な判断だったと思います。
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バトンタッチ後、
屋根裏からアライグマ親子が
いなくなった?
さて
バトンタッチ後に
お客様に話を聞くと、
私が伺う4日前の夜中、
どうも2頭が喧嘩している
ような様子で屋根裏を
30分ほど暴れまる出来事があり、
その2日後くらいから
アライグマの足音や
幼獣の鳴き声が
まったくしなくなったとのこと。
なるど・・・
屋根裏に入り調査するも
彼らの気配も一切なく、
原因はわからないものの
お客様の話す通り
アライグマ親子が引っ越したのは
間違いないようです。
とりあえず
害獣防除施工の
見積調査を行いましたが、
こちらのお客様宅は築年数が
70年以上の日本建築で
建物自体もかなり広い。
その上増改築を
繰り返しておられるので
アライグマをはじめとする
住環獣が侵入できる穴や
隙間が数多くあり
着手してから
防除完了まで相当の
日数がかかるなぁ...と
後日、事務所で見積書を
作成しながら考えていると、
そのお客様から
「アスワットさん、子育てしていた
アライグマが帰ってきました!」
との電話を頂きました。
急いでお伺いしお話を聞くと
「朝方、2日間連続で
アライグマらしき動物が
屋根裏を歩いていた」とのこと。
再度屋根裏に入って
調査するも前回同様気配なし。
正確な状況を把握するため
トレイルカメラを設置
何が起こっているのか
正確な状況をつかんでから
防除作業を行うことが大切なので、
メイン侵入口(以前から常に
侵入している住環獣の出入口)付近に
簡易的なトレイルカメラを
設置して数日間録画した動画こちら!
お客様がおっしゃる通り
アライグマが侵入
しているようですが、
そのアライグマを
よく観察すると
「オス」だということが
専門家ならわかります。
なるほど、
これなら子育て中の
アライグマ親子が
引越したのも納得!
3月初から始まる
住環獣の繁殖期。
個体によっては
8月後半まで屋根裏での
子育てが続きますので
オスのアライグマが
メスの匂いがするポイントを
頻繁に訪れる場合があります。
そこでメスのアライグマが
子育てをしている場合、
オスが子供を邪魔者扱いして襲い
メスが子供を守るためにオスと格闘後、
子育て場所を替える(引っ越す)
のもよくあること。
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当初、
お客様が2頭が暴れまわった後、
アライグマ親子が引っ越したのも
このケースなら納得で、
その後も
メスが引っ越したとも
知らず何度もオスアライグマが
様子を見に訪れているようですね。
お客様には録画した動画と
アライグマ再侵入の理由を説明させて頂き、
これ以上被害が大きくならないよう
早速アライグマ防除施工を行いました。
封鎖後、
同じトレイルカメラに再度訪れた
アライグマが屋根裏に侵入出来ず
どこかへ行く様子が映っていました。
これで
アライグマの足音や糞尿被害で
悩まされる心配は無くなり、
お客様も本当の意味でひと安心。
屋根裏から子育て害獣がいなくなっても安心できない理由とは
「屋根裏で子育て中の害獣が
いなくなって良かった!」
と、思う気持ちはよくわかります。
しかし害獣によっては
繫殖期が終わる8月末までオスが
頻繁に侵入するケースも少なく、
子育て時のように毎日、
鳴き声や足音などの
騒音被害は軽減されるものの
糞尿などが蓄積されていくのは
免れません。
この先、そんな被害が拡大する前に
屋根裏などに害獣が侵入出来ないよう
しっかりと害獣防除業者に対策を
おこなってもらうことが大切です!
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