民家リノベで
よく起きる害獣の家屋侵入被害

 

猛威を振るったコロナ禍以降、
働き方も変わり在宅で仕事をする
人たちも多くなりました。

 

同時にそういった変化や
考え方が増えてきたのを機に

都会を離れて古民家を購入、

リノベーションし
田舎暮らしをする人たちが

増えているようです。

 

田舎暮らしのイメージイラスト

 

「田舎暮らしを楽しむ。」

 

誰もが憧れる

暮らし方のひとつですが、

良いことばかりではありません。

 

都会と気候の違いや
何をするにしても感じる不便さ、

ご近所さんとの

お付き合い方など、

 

移住してから気づく
問題も多々あるようです。

 

今回は暮らし始めてから

気づく田舎暮らしの問題点の一つ、

建物に侵入する害獣被害のお話です。

 

 

当てが外れた男性のイラスト

 

 

回の害獣被害事例内容

  • 害場所

兵庫県丹波市/木造平屋建て築90年
5年ほど前に増改築

  • 獣の種類

アライグマ【Procyon lotor

  • 依頼内容

5年ほど前に
築90年の古民家を購入、
リノベーションをして
都会より移住。

 

住み始めて2年ぐらい
経ったくらいから
時々屋根裏を大きな動物が
歩くような足音が
聞こえるようになったので、

家の周りに忌避剤や
動物除けの超音波機器を
多数設置したが効果なし。

 

年を重ねるごとに
頻繁に侵入するようになり、
夏にはノミの発生や
複数の動物がギャーギャー
鳴きながら暴れまわるように
なったため早く対策を
しなければと思いアスワットに
連絡したとのこと。

 

アライグマ被害で困っている男性のイラスト

 

 

 

築した浴室やトイレの
天井から足音がよく聞こえる

伺って動物が侵入した時に

お客様が感じたことをお聞きすると、

  1. 重量感のある動物のようだ
     
  2. いつも増築した浴室とトイレの
    方向から足音が聞こえてくる

     
  3. 毎年、家庭菜園で作っている
    トウモロコシが動物によって食べられる

     
  4. 夜、母屋と納屋との間の通路で
    毛色がグレーの動物を見た
との証言を頂き、
それをもとに調査を始めます。
 
 
聞きお客様から聞き取り調査をする作業員のイラスト
 
 

 

の角をつかんでよじ登る!
侵入害獣はアライグマ

 

聞き取り調査の内容からまず、
増築部周辺を重点に調査。

 

もともと土間の通路を挟んで
母屋と納屋が建っており、

ふたつの建物の間を雨天でも

濡れずに移動できるよう、

前の持ち主さんが通路全体を
波板で屋根を付けたようです。

 

そのあと
この家を購入したお客様が
波板屋根のついた通路の一部に
浴室とトイレを増築。


その際、大工さんが

もともとあったの軒を
増築部の屋根に利用し、

通路には波板屋根があるため
雨は入らないと判断されたのか

屋根の側面の一部を開口した

まま仕舞われています。

 

 

古民家増築部の写真

 

 

遠目から

増築部をみてすぐに、
その開口を発見。

 

開口の周囲に
動物が侵入した形跡の確認と
その開口の中をのぞいて
 

元から建っていた母屋の屋根裏に
繋がっていることが確認できれば
侵入害獣とメインの侵入口は
ココだという特定が出来ます。

 

 

アライグマの侵入経路

 

 

近くによって

形跡を確認すると、
増築部角の柱をつかんで
よじ登った時についた爪痕と、

 

 

アライグマ爪痕の写真

 

アライグマの形跡写真

 

 

開口近くの白い漆喰壁についた
足跡から侵入害獣は
「アライグマ」だと特定。

 

その後、

大きくあいた開口から
増築部の屋根裏をのぞいてみると、

やはり母屋の屋根裏に
つながる隙間があることが判明。

 

 

屋根裏へのアライグマの侵入ルート写真

 

屋根裏についたアライグマの形跡写真

 

その隙間近くの造作壁には、

頻繁に出入りしたであろう

アライグマの形跡が

たくさん付着しており、

 

ここがアライグマの

メインの侵入口だということの

裏付け証拠も確認できました。

 

アライグマのイラスト

 

その上、

「重量感のある動物」「増築部から足音」

「トウモロコシの食害」「グレー色の動物」

というお客様の証言とも

ピッタリあてはまりますので

間違いありませんね!

 

早速、

お客様に調査結果をご報告。

 

後日郵送で「調査報告書」と

「見積書」を提出、

ご検討の結果、

施工のご依頼を頂きました。

 

 

業者に駆除依頼するお客様のイラスト

 

 

築90年の古民家だけのことはあり、

イタチ以上の害獣の侵入を

完全に防除するためには、

 

この侵入口だけではなく、

その他多数の侵入口を
封鎖しなければいけないため、

 

防除作業期間は2名で9日間という

大掛かりな防除施工となりましたが、

その内容についてはまた別の機会に
このブログでご紹介させていただきます。

 

で、今回ご紹介した

アライグマ侵入口の
封鎖施工のビフォーアフター写真。

 

【アライグマ侵入口封鎖前】

アライグマ侵入口封鎖前写真

 

 

【アライグマ侵入口封鎖跡】

アライグマ侵入口封鎖後写真

 

開口内の柱にあった

電源コンセントも使えるよう、

開閉できる蓋も付けました。

 

 

ログ記事のまとめ

この記事の冒頭に書いた通り、

古民家をリノベーションして

田舎暮らしを始める方が

暮らし始めてから気づく

問題点のひとつに害獣の

家屋侵入被害があります。

 

しかし暮らし始める前に

「家屋侵入害獣対策をしなければ!」

と考えておられる方は

ほぼ100%いませんので、

 

リノベーションに
結構な予算を費やし、

これから田舎暮らしを
満喫しようとした矢先、

 

「またまた害獣対策に

高額費用が掛かるなんて・・・」

 

と、嘆く方をたくさん見てきました。

 

リノベーションした後、

害獣の侵入対策をするには

それなりの高額費用になります。

 

そうならないためにも、

リノベーション工事の時に

工務店さんに害獣対策も相談し

同時に施工を行うことで

害獣防除対策費用の
削減にもなりますし、

見た目もキレイに仕上がります。

 

ただし、
ほとんどの工務店さんは

害獣防除対策の知識が
ありませんので心配な場合は、
リノベーションに着手前に

アスワットにご相談ください。

 

適切なアドバイスを
させていただきます!

 

アスワット代表・福永健司

 

 

 

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