またやらかしたー！サービス接遇検定受験の出来事 (2級編)

今回受験したのはサービス接遇検定

先日、サービス接遇検定という

資格の受験をしました。

サービス接遇検定って？

初めて耳にする方もいると思いますが、

公益財団法人・実務技能検定協会

（文部科学省後援）が行っている資格で

正式には

「サービス接遇実務検定」といいます。

要するにサービス業務に対する心構え，

対人心理の理解，応対の技術，

口のきき方，態度・振舞いなどの

サービスに対する考え方や

行動の型などを学ぷ

接客業に携わる人にとっては

大切な資格です。

えーっでも、

アスワットが営む

害獣防除業には

関係ないですやん！

と思われる方、

ちょっとおまちくださいませ。

（なんでここだけ、かしこまるねん！）

私達は害獣防除技術業であると同時に、

「お客様と直接対面して

仕事をする接客サービス業」

だということを忘れてはいけません。

今、害獣防除業に欠けているのは

この点でもあるからです。

私は昔、大手家電メーカーで

社員や販売店様の営業や販促などを

研修する部署に従事していたので

再確認の意味も含めて

受験する事にしました。

(この甘〜い考えが

大失敗を引き起こします！)

この検定には1級(筆記・面接)、

準1級(面接)、2級(筆記)、

3級(筆記)のそれぞれに試験があります。

私の目標は今年中に

凖1級取得を目指して、

6/11に2級、7/9に準1級の

申し込みをしました。

(一流のホテルマンになる

訳ではないので1級は受験しません。)

先ずは2級に合格しないと

準1級に合格しても名乗れない仕組み。

(準1級のみ合格の場合は、

ロールプレイング合格者となり

2級合格後はれて準1級合格者になります。)

勉強はほとんど一夜漬け状態で試験当日を迎える

申し込みを済ませて

近くの本屋さんで参考書を3冊購入。

『寝る前にちょっとづつ

勉強したら何とかなるやろー』

というチョー甘〜い計画は、

業務繁忙期(はじめから予測できた)と、

帰宅後の晩酌という誘惑に

ドロドロに溶かされ、

気がつけば試験1週間前まで

参考書を1ページも開かない

手付かず状態！

流石に焦ってやっと

重い腰を上げて勉強しだし、

迎えた試験当日。

JRを使って受験会場がある神戸市元町へ。

普段ほとんど車移動の私は、

電車やバスの移動時は

勝手がわからず改札を出る際、

すぐ切符を出せるよう

「ここに入れておこう、

いや、こっちに

入れといた方がいいかも・・・」

などあれこれやって、

結局、必要な時にどこに入れたか

わかららなくなって

あたふたするタイプの人。

なので、

受験前から別の意味で緊張状態です。

ＪＲ元町駅から南に歩いていくと

南京町が左手に見えたので

「あれ、ちょっと行き過ぎたかも？」

立ち止まってカバンから

受験会場が記載されている

受験票を取り出し

確認すると思った通り！

すぐに後戻りして

会場がある神戸元町商店街の通りへ。

大切な受験票をどこかに落とした。

受験票を確認するときに

老眼鏡（これがないと

小さな字が見えない！）を

忘れたのに気づき、

近くにあった100均の

「ダイソー」に入つて

老眼鏡を購入しこれで準備万端、

正確な会場場所を確認しようと

再度受験票を

取り出そうとカバン内を探すも

受験票が無い！

あれ、ダイソー店内で

落としたかも！（劇汗）

と、人込みで混雑する店内を

迷惑ながら必死になって

ウロウロするも無い！　

やっぱり

やらかしたーやばい！

試験開始時間が迫る中、

受験会場がわからない事もですが、

実は受験票がなければ受験出来ないと

資料記載されていたことを

思い出しパニック状態に。

あーこれで終わった・・・

と半ばあきらめダイソー店前で

呆然と立ち尽くしているとふと、

もしかしたら

道を通り過ぎ住所を

確認した時に落としたかも！

と思い出し、

ダメもとで確認したポイントに

全速力で走っていくと・・・

奇跡的にありました！

多くに人に踏み倒されて

クチャクチャになった受験票。

すぐさま拾って住所を確認、

汗だくになりながら

やっとの思いで会場に着いたのが

試験開始5分前でギリギリセーフでした。

受験番号が張ってある場所に着席し

冷静になって周りを見渡すと・・・

受験する9割がたが20～30代と思われる

若い女性の方々で、

年配の男性受験者は私一人。

それもギリギリの時間に

焦りながら汗だくで入ってきた私をみて

ビックリ！したのか、

「なにー、

この気持ち悪いおっさん・・・」

と周囲から冷たい眼差しが注がれ、

早くこの場所から

消えていなくなりたい・・・

と非常に恥ずかしい気持ちになりました。

やらかした直後に始まった試験内容とその合否は？

そんな状態で始まった試験ですが、

2級の試験時間は100分で解答は方法は

「選択問題」「記述問題」の2種類。

試験問題は「理論」と「実務」

に分けられて24問出題され、

「理論」「実務」それぞれ

60％以上正解しないと合格になりません。

今回出題された問題はこんな感じ。

「理論」（選択問題）

森山俊太が勤務するビジネスホテルはバイキング形式の朝食だが、開場直後の時間帯はいつも混雑する。森山はこのようなことを改善したいと考え同僚と話し合うことにした。次はそのとき話し合った内容である。中から不適当と思われるものを一つ選びなさい。

⑴　多くの人が取りそうな料理は複数置くなどして、何人もが同時に取れるようにするのはどうか。

⑵　誰でも必ず取るような主食などはすぐに持っていけるように、スタッフが取り分けるのはどうか。

⑶　お客さまは順に取ろうとして並ぶのだから、空いているところから取るように誘導したらどうか。

⑷　開場直後の混雑ということは待っている人が多いということだから、開場時間を少し早くしてみるのはどうか。

⑸　チェックインのとき、朝食は開場直後の時間は混雑すると伝えて時間を遅らせてくれるように頼むのはどうか。