兵庫県三木市のお客様より、
イタチが侵入しているので相見積もりですが調査お願いしますとのこと。
承知いたしました!ということで
早速お客様より聴き取り調査を行った
内容をまとめると以下の通りです。
今回の害獣再侵入事例
-
被害場所
兵庫県三木市
軽量鉄骨住宅2階建 築40年 -
害獣の種類
シベリアイタチ
(関連法律/鳥獣保護管理法) -
ご依頼内容
イタチが自宅に侵入し、
他の害獣専門業者に調査依頼したが、
調査時の対応や説明が頼りなく
不信感があったので
申し訳ありませんがアスワットさん、
一度調査してください。
見積に来た業者さんの調査とは
- 調査時、
3ヶ所ある点検口のうち
1ヶ所を携帯電話の
ライトでのぞいた後、
周囲をぐるっと1周。30分弱の調査。
- 10数万円の見積書を
その場で提出するも保証などの
記載は一切なし。
- イタチの侵入口を
聞いても今はわからない。
(カメラを設置して
調べると言っていた。)
う~ん・・・
これはひどい業者さんですねぇ。
調査が30分ほどで終わったのなら、
スグにイタチの侵入口を
特定出来たのかと思いきや、
「侵入口はわからない」とのこと。
施工時にカメラを
設置して突き止めたとしても
(そんな方法で調べること
できませんけどね。)、
じゃあ、
施工場所や方法も判らずで
見積金額が出るのか摩訶不思議?で、
とどめは保証なし。
これではお客様も
不安になるのも仕方ありません。
(苦笑)
アスワットの基本に
したがいじっくり調査開始
それはさておき、
アスワットの基本にしたがって
じっくり調査です。
少しわかりにくい
のですが冒頭の写真の通り、
構造材の軽量鉄骨に
薄っすら動物の足跡が付着しており、
これは間違いなくイタチの足跡。
では建物の外周を廻り、
イタチ侵入口の調査開始。
こちらのお客様の建物は
外周はスッキリ長方形で
2階までほとんど凹凸ない状態の壁面。
屋根は寄棟なので
壁面や屋根からの
イタチの侵入はないと判断。
外周の基礎廻りを調査しても
キッチリとした造りで
侵入口もありません。
となると定番のガス給湯器の
配管引き込み部周辺が
最も怪しいということで
給湯器前面のパネルを
開けて調査すると・・・。
やっぱり、ありました!
配管類を引き込むために
配管より少し大きい径の穴が。
普通はこれで一件落着
「お客様この穴から
イタチが侵入していました。」
とご報告させて頂くのですが・・・
『なんかおかしい?、
穴の周囲にどう考えても
イタチの形跡が
少なすぎる???』
と、思いもう少し調査すると、
度こそありました!
給湯器左の
フレームと複数の配管に
隠れて見えなかった基礎部分に
もう一つイタチが
侵入できるすき間を発見!
その証拠がコレ!
頻繁にイタチが
出入りした時に付着する、
黒く汚れた形跡も
キッチリ付いています。
この形跡から
メインの侵入口と
特定できました。
ブログ記事のまとめ
- イタチの侵入口調査は
建物全ての3cm以上ある穴と
すき間を見つけ出すことが基本。
- メインの侵入口が
どこなのかを把握することが重要。
- そのポイントは
穴やすき間の周囲にイタチが
出入りした形跡が残っているかどうか。
以上のポイントを
キッチリ把握せずに
封鎖作業を行うと、
侵入口の見落としにも繋がり
最終的にイタチの再侵入となります!
先に見積調査を
された業者さん、
短時間の調査や
侵入口を把握せずに
仕事を受けても決して
お客様に喜んでいただけるような
結果は得られませんよ。
お互いにもっと
技術などを切磋琢磨し
お客様に信用していただける業界に
なるよう頑張りましょうね!
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