兵庫県小野市から二ホンテンの防除事例のご紹介
ご依頼の詳細
被害場所
兵庫県小野市 木造住宅2階建 築40年
害獣の種類
ニホンテン
ご依頼内容
昨年秋口から2階の屋根裏から
時々小動物の足音がしだし、
今年になって頻繁に
入って来るようになったので、
はやめに対策しようと自分で家の周りを
何度もグルグル回って調べたが、
小動物が侵入する隙間や穴は
見当たらなかったとの。
早速調査開始。
う~ん、確かに、形はほぼ正方形の寄棟のお宅で
床下換気口などの隙間は問題は無し。
壁は垂直に切立った感じで
小動物が登れる感じではありません。
お客様の質問
鳥獣管理士準1級 アスワット・福永健司の答え
偶然ということも良くありますが
今回はどうも違う様子です。
昨年の夏ごろに屋根瓦を
スレート瓦に葺き替えたのが
原因かも知れません。
この辺の住宅は同時期に、
同じ業者で建てた団地で、
同じような建て方の住宅が
まだ多く残っています。
その住宅を観察すると元々は、
ラウンドの大きい洋瓦が使われていたよう。
コチラのお客様も昨年その洋瓦から
スレート瓦に葺き替えられたようで、
現在テンが侵入している隙間は
以前の洋瓦では大きなラウンドを
漆喰などで埋められおり、
あいてなかったんじゃないかと思います。
今回のスレート瓦に替えて下地の工法や
瓦が非常にスリムになった分、
テンの侵入できる隙間が
出来てしまったのでしょう。
でも瓦屋さんもこんなところから
動物が侵入して来るとは思わないでしょうからね。
これで、すべて納得!
先ずは追い出し剤を屋根裏や床下に使用して
屋内にテンが潜んでいない確認後、
侵入口を封鎖して施工完了。
イタチやテン、ハクビシン・アライグマの完全駆除を行うには
(動物の特定)
②現在どこから入っているのか
(現侵入口の特定)
③現侵入口へはどこを通って入っているのか(侵入ルートの特定と裏付け調査)
が非常に重要です。
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