♫ 夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
青空に残された 私の心は夏模様 (井上陽水 少年時代)
猛暑の夏もそろそろ秋の訪れと思いきや、30℃を超える日差しがまだ残っています。
観測史上で一番暑い夏の今年、それでも高原の湖畔に吹く風は涼しく、やっと夏の終わりを感じさせてくれます。
スワンボートも一列に整列してそろそろお勤め終了の季節でしょうか?
気温は23℃です。
湖畔に建てられた女神像が佇む女神湖は蓼科山の麓にあります。
近くには白樺湖や霧ヶ峰高原、美ヶ原高原などがあり、
この時期夏の暑さから逃れたい観光客がたくさん訪れます。
湖畔のすすきが一足早い秋の訪れを感じさせてくれます。
女神湖は1966年に、農業用水のため池に整備した人造湖です。
近くの白樺湖と共に観光リゾート地、避暑地となっています。
このあたりの標高は1530mで、まだ、往く夏を惜しむかのように夏の草花が咲いています。
猛暑から過ごしやすい季節になり、牛も食欲旺盛です。
台風の影響で雨の日が続きおいしそうな牧草が緑に茂り、牛たちはモリモリ食べてたっぷりとミルクを出してくれそうです。
女神湖の湖畔に鍵引石(かぎひきいし)があります。
鍵引きとは、お互いの指を鍵の形にして引き合う遊びです。
昔、この石の上に子供が座り、通る人に「鍵引きしない?」と誘いました。
子供だと思い指を絡めて引きあうと、この子供はとても強く、近くの赤沼に引きずり込まれてしましました。
この子供は赤沼の池の主、河太郎というカッパだとういうお話です。
お話の詳細は下記よりご確認ください。
伝説もありますが、「鍵引石」は遺跡として保存されています。
立科町から女神湖へ向かう途中の雨境峠を越す旅人が、旅の安全や家族の安全を願って、
石の上で踊りを踊って神の降臨を願い、祭りを行った祭祀遺跡であると言われています。
踊りを踊るにはちょっと狭いでしょうか。
牧場の緑はまだ濃いですが、木々が少し色づき、猛暑の夏から短い秋、冬へとあっという間に季節が動いて行きそうです。
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アスザック株式会社 インフラエンジニアリング事業部 海外石材チーム
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