妄想族 ターニング・ポイント おやすみです
望みどおりにならない
人生のプロセスは

すでに若いうちから
はじまっています

そして
「思いどおりにはならない」
と思うたびに

少しずつ自分がなくなって
いくのです

その反対に
何かを決断するたびに

「望んだとおりになるんだ」
とか

「だいじょうぶだ」
と思っていれば

少しずつ人間性が豊かになり

しだいに活力がわいてきます

結局、望みがかなう
人間になるためには

眠りから目を覚まし

一歩一歩、本来の自分を

とりもどしていく
以外にないのです

人間は、
ひとたび目覚めれば

「傷ついたままでいよう」
と自ら思わないかぎり

本当に傷つくことはないと
信じて下さいね

眠っている状態では

何も知ることはできず

何も体験することができず

したがって
何も変わりません

なにひとつ思いどおりに
ならない人生というのは

ちょうど悪い夢を
見ているようなものです

その悪夢から覚めるには

それまでアナタが一度も
したことのなかったこと

「自分をはっきり見つめる
」という作業をしなくては
なりません

あたかも生まれてはじめて

深い眠りから覚めたかのように

はじめて目を開いてものを
見ることが

できるようになった時

それがアナタの

‘ターニング・ポイント‘
となるんですよ

その時、アナタはまるで

生まれ変わったように感じ

目の前には新しい世界が
広がるでしょう

その時アナタは
「高次の力」と

一体となっているんだよ

そしてすべての不安は
消え失せ

心が望むものは

「愛」と「平和」だけと
なっていきますよ

妄想族 「価値観の違い」が気になるのはどんな時? おやすみです
価値観の違いが
些細なことならあまり
気になりません

しか~し、
こだわりのある部分や

根本的な部分が違っていると

致命的に感じてしまいま

価値観の違いは離婚の
原因になることもあるので

深刻な問題です

もともと血のつながらない、
育った環境も違う二人が
一緒にいるのですから

価値観が違って当然です

問題は、どこまで
歩み寄れるかでしょう

たとえばね

今度の日曜日は
海に連れていってほしい
と彼女がいったとします。
男性はずっと前から
仲間と集まる約束をしてました。
彼女は
「そんな集まりより、
私を大切にして」と頼み、
またそれを受け入れて
もらえると思います。
しかし、男にとってこれは
受け入れがたいことなのです。
一度決めてしまった友人との約束は、
よほどのことがない限り、
守らなければならないと
考えています。
彼女とは、次の
日曜日に海に行けばいい。
そう判断して、彼女が
懇願しても約束を優先させます。
おそらく、彼女は彼に、
裏切られたように
感じるでしょうし

彼は何故彼女が
理解してくれないのか、
わからないでしょう

これが価値観の違いです

こんなことが積み重なって

二人の距離が少しずつ
離れていくことがあります

デートをして、
さよならをする時に

帰らないでと言われると
本当に悩みます

一緒にいたいと
思う気持ちは同じです

最後の最後まで時間を
共有して

もう帰らないといけない
というギリギリのところで

後ろ髪が引かれるのは
わかります

しかし、明日も明後日も、
会いたい時に会えるはずです

家に帰って、
あれもこれもやらなければと
考えているのに

まだ帰らないでと言われると
「自分の時間」に対する

価値観の違いをとても
意識してしまいます

男はいくら彼女が大切でも

自分の時間を持ちたいと
思うものです

物に対する価値観の違い
というのもあるでしょうが

それ以上に、どんなものより
「時間」に対する
価値観の違いが

とても重要だと男は考えます

きっと、あらゆる
価値観の違いを

お互いが理解しあって

そしてさらに分かち
合えるようになった時に

今以上に心地よい居場所に
いるのでしょうね

それを時間をかけて
探っていくことも

恋愛の楽しみだと私は
思っています

妄想族 「もの」に支配されない人間になるには おやすみです
目覚めていない人、
いいかえれば
「気づいて」
いない人にとって

人生で一番大切なことは
いったいなんでしょうか

お金・ファッション・
他人の意見・車・
セックス・所属する
教団への忠誠心・
ご近所・世間・
国家・年齢・家・
過去・将来・
運・・・・・などいくらでも
あげることができるでしょう

こういったものは
「そういうものがある」
というだけのことで

それ以上の意味は
ありません

「もの」というのはなんの
意味ももたないのです

「もの」に
支配された人生も

「体」として
生きるだけの人生も

特別な意味はありません

ただ単に
「存在している」だけです

とはいえ、
意味がないからといって

今生きているこの人生や
「もの」を
放棄してみても

なんの答えにもなりません

この世や世俗的人生は‘ゲーム‘
だからといって

それを否定してみても

何も解決はしないし

ポイントがズレて
いくばかりです

ちょうど傷ついたり
傷つけたりするのを恐れて

恋愛できないようなものです

「もの」には意味は
ありませんが

それに意味を与えるのは、
「アナタ」なのですよ

つまりアナタが
意味を与えた時

はじめて「もの」は
意味を肯定的に

持つことになります

人生の味わいは、
そのなかに

100%自分を投入し

それに飲み込まれないで

生きるところにあります

物質的な世界を
否定しようとするのは

「もの」のもつ力を認めて
いることへの反動であり

自分の中にある恐れや
嫌悪感などの

ネガティブな感情が
大きいことのあらわれです

真に勇気がある人というのは

人生に自分のすべてを
投入できる人のことだよ

本当の自由を
手に入れるためには

「自分は望むものを
手に入れることができる」
と信じ

そのうえで、
何を手に入れ

なにを手に入れないかを

自分で選ぶことが
必要なんですよ
