今の小学校の体育は、昔とだいぶちがいます。
小学4年生のバレーボールは「キャッチソフトバレーボール」といって、アンダーハンドパスやオーバーハンドパスはせず、相手のコートから来たボールをキャッチし、投げてパスします。
3回で返すルールは同じです。
学年が上がるにつれて、だんだんアンダーハンドパスやオーバーハンドパスを覚えていきます。
野球やソフトボールは、ピッチャーが投げた球を打つのは難易度が高いので、まずTボールの要領で、棒の上に乗った球を打ちます。
私たちが見ると「?」なルールに見えますが、バッターが打った球をベースに向かって投げず、ランナーの走塁方向の「アウトゾーン」という円の中に守備側が2~4人かけこんではいるとアウトになります。
「取る」「投げる」という運動がうまくいかないので、こういったルールになったのでしょうか?
アウトにならないと、ランナーがホームを超えて2週目を走り始めるというルールにもびっくりします。
体育も、時代とともにどんどん変わっていくんですね。