映画「はたらく細胞」
ひざくら学習塾でも大人気のマンガ「はたらく細胞」が映画になりました。
マンガでは細胞たちだけでお話が進むので、その細胞たちがどんな人間の体内の世界に住んでいるのかは描かれていませんが、映画ではとても健康的な生活を送っている女子高生の体の細胞と、お酒、たばこで体がボロボロになっている中年のお父さんの体の細胞が出てきます。
お父さんの体の細胞は、マンガ「はたらく細胞BLACK」をもとに描かれています。細胞たちは一生懸命体を健康にしようとがんばっているのに、大量のお酒やたばこのせいで何度も体が悪い状態に戻ってしまいます。
働いても働いても報われない、まさにブラック企業。
自分の体の細胞のために、健康的な生活を送ってあげないとなぁと改めて思いました。
また、正常に育たなかった白血球が、人間の体を滅ぼしてしまう白血病のお話も登場。
マンガ「はたらく細胞」に出てきたガン細胞もそうですが、本当は普通になりたかったのに、バグってしまったためにやけになって自分がお世話になっている体そのものを壊してしまおうとする姿が涙を誘います。
自分が所属している体を壊すということは、自分自身も死んでしまうということなのに、もうだれにも止められなくなって暴走してしまうのです。
現実の人間の世界でも、似たようなことがあるかもしれませんね。
回復のカギとなるのは、現代医療と免疫力。「笑うと免疫力がアップする」というのは本当のことだと思います。
イヤなことパワーのほうが強いですが、なるべくたくさん笑って、イヤなことはさっさと忘れて生きていきたいですね。