萩原利久、河合優実
友達もひとりしかいない主人公。ある日気になった大学の同じ生徒に声かけ、仲良くなる。いろいろなことを言う変わった子だが、食べに行ったりする。同時に銭湯の掃除のアルバイトでさっちゃんという子と仲良くなる。そして自分の恋話をして、さっちゃんはお風呂に飛び込み、さらに別れぎわに、自分の気持ちを長々と話す。このシーンが印象的で、好きとは言えないながらも話す心の内のスピーチがなかなかのシーン。そしてさっちゃんはアルバイトも来なくなり、さらに大学の好きな子も来なくなる。親友ともケンカするが、仲直りしてひとりでいることをやめる。そしてさっちゃんが亡くなったことを銭湯の主人から聞いて、線香をあげにいく。そこには好きな子がいて、さっちゃんの姉だと聞く。妹の死で来れなくなっていた。さっちゃんの前だったが、自分の気持ちを伝えて一緒にいたいことを、さっちゃんの出来事もふまえて伝える。今日の空が一番好きと言えるというのは彼女の父親の遺言のセリフからであり、そんな日々を送ることの大切さを表してる。
★6
今日の空が一番好きと言えるような生き方が大事。いろんなことがあり、友達もいないようなこともあり、そんなことをふまえた映画になっている。姉妹のセリフがなかなか考えさせてくれる。