役所広司、榎本時生

毎日同じルーティンをしている主人公。コーヒーを買い、歯磨きをし、公共トイレを掃除する毎日。何回もこのシーンがあり、そこにいろいろなことが起きる。お金がないと彼女とのデートのためにお金を借りる同僚、最後はやめる。姪っ子が突然やってきて、家に居座り、仕事の現場にもついてくる。しかしその母こと妹がやってきて、今もトイレの仕事をしてるの?と聞く。世界が違うというのを気にしているのがわかる。でも、妹を抱きしめる。トイレの仕事は完璧で、使う人がくるとトイレを譲る。そしていつも行くお店で、男といるのをみて逃げ出すが、その男がやってきて一緒に川辺でお酒を飲む。男はガンであり、彼女をよろしくという。

★6

人が嫌がる仕事をしながらも、プロの仕事をし、その中に何があるわけではないが、小さな幸せが散りばめられている。毎日同じことをしながらも。トイレににある◯✖️の紙が入ってて、それに付き合ったり。人生というものを見せている映画。