ゆうたろう、鶴嶋乃愛

親が仲が悪く小説若く青年は東京へ出ていき、弁当屋さんにアルバイトをする。そこの先輩の女の子は友人と同居してるが、いつも連れ込みをされている。お弁当屋のおかみさんは商店街の会長の子供をお腹にやどし、自分の夫を会長の指示で、薬で死なそうとしている。会長は商店街のみんなを介護などから開放させるなどをして、保険金殺人をやっていく。その現場をみた主人公の青年と先輩の女の子。女の子は実は会長の子供で、会長もそれを知っていて、優しい声をかけてくるが、殺したいくらいに思っていた。弁当屋の夫は子供も自分の子でなく、殺そうとされてることも知っていて、自ら死んでいく。そんな姿に青年は弁当屋のおかみさんにどんな気持ちか聞き、素知らぬ顔で入っていかないあなたよりはいいと言われる。先輩の女の子も青年の母親とたまたま会い、親のエゴに気持ち悪いと言うが、愛情を受けてこなかったのね、と言われる。そんなふたりは泣きながら手をつないで歩いていく。

★9

結構好きな雰囲気。よくできている映画とも思う。純粋、素直で生きているのだが、それを現実の悪い人に卑下される。世の中そんなものかも。悪い人は現実をしっかり生きていて、ある意味純粋は非難される。自分にも重なるように感じる。