松岡茉優、窪田正孝
しがない映画監督の女性。プロデューサーにダメ出しされながらも自分の求める夢をめざしていき、自分の家族を映画をつくろうとする。その中で街のケンカを止めようとする空気の読めない男性と知り合い、読めない同士で気があい、キスをしてしまう。そしてその男性は自分のお金を出して、女性の映画の手助けをする。久しぶりに会う父親、そしてふたりの兄を呼び、撮影する。自分の母親は突然いなくなった理由も聞き、いまだに母親の携帯代を払ってる父親は携帯に電話をかけることにする。出てきた母親と駆け落ちした男が出て、亡くなったことを伝える。本人ではないため、父親も解約できず、母親の気持ちかなとあきらめる。家族は特殊詐欺の会話を居酒屋で聞き、引き返して文句を言いにいき、殴られてしまう。そんな父親と三人の子供のいったん離れた関わりができていき、最後はガンであった父親の遺骨を母親と同じ海にまく。
★6
最初と最後のテーマがちょっと違う感じがしたが、最後の家族の離れたみんなが一緒になっていろんなことをやっていく姿は本当の幸せさを感じる。コロナ下も含めた現在のひととの関わりや不器用さなどが絡みあった映画。