加賀まりこ、塚地武雅

知的障害の息子をもつ占いを仕事にしてる母親。そこの家から梅の木の枝が通りを邪魔していて、そこの奥に家族が引っ越してくる。旦那さんは結構亭主関白で文句をいうが、息子の少年はその母親と仲良くなっていく。独り立ちさせなくてはいけないので、母親は息子をグループホームへ。しかしいろいろ面倒を起こすため、馬の牧場の女性や近隣の人から反対意見を出されるグループホーム。息子はそこに入るが、メンバーも同じような感じで、抜け出したところを、少年に誘われて馬牧場に遊びに行き、馬が逃げ出して人を傷つけてしまう。息子はグループホームを追い出されるが、母親は帰ってきた息子を歓迎する。少年は自分のせいでおおごとになってしまい、母親、父親ともに梅の木の母親のところに謝りにいく。頑固な父親も打ち解けていく。梅の木は父親の思いもあって、知的障害の息子は、切ろうとするとパニックを起こしてしまう。

★7

決して悪くないのに理解されない障害の人たち。でもわかれば隣りの家の頑固な父親も打ち解けていく。現実に起こり得ることであり、お互い助けてあっていく大切さがある。馬牧場だって馬がにげだしたりしていて、それを理解してあげたりもしてるわけだから。