水川あさみ、木村文乃
同じ名前をもつきょうこのふたり。ひとりは田舎で有名なアナウンサーとなり、もうひとりは全国で売れている女優。同窓会に行かなかったが、地方アナウンサーは参加するも、来て欲しくない方がきたとか言われる。彼女は高校でリーダーであり、自分の周りの子だけを仲良くして、違う子には疎遠にしていた。ある日、体育館の倉庫にひとりの女子生徒を閉じ込めた。誰にも見つからず、しばらくして発見された。それを手伝っていた取り巻きの子は体操着が盗まれ、今度は自分がいじめの対象になったと思い込む。実は同級生の男の子が盗んでいて、同窓会の幹事の青年がもっていた。転勤により、幹事を地方アナウンサーの子にして、女優のきょうこも呼ぶ。二人は横になって自分の気持ちをそれぞれ言い合う。自分の位置がなくなると思ってやっていた地方アナウンサーのきょうこ、それに負けないようにしていた女優のきょうこ。そのため東京から誘われても断り、自分の今いる位置を大切にしている今の地方アナウンサーのきょうこ。地方での昔のお山の大将的な世界。それが女子高生のグループなどが作られたりしてるありがちな風景。
★5
テーマがよくわからない。ありそうな地方の世界。それを女性ならではなのか、そのいじめ的な世界もあいまって進む世界。よくある社会のひとつ。