三浦友和、若葉竜也。

地下街で無差別に人を殺し、死刑を反対する女性が婚約して面談などを行う。しかし犯人はからかうだけで、一生懸命やってるその女性は父親のもとにも通って犯人の気持ちをわかろうとする。父親は親から引き継いだお店をやっていて、亭主関白で妻や犯人の次男にも手をあげる。長男は賢かって可愛がっていたが、話が下手なので会社でクビとなり、妻子にも言えず自殺する。母親は長男の妻に責任をなすりつけるが、妻は家族のいびつな関係を知っていた。妻は夫から逃げて次男と暮らしていたが、夫が次男のクビを締めたりするので戻っていた。結局犯人は刑を早く行うことを希望して、処刑される。それを婚姻者から聞いた父親は家族になろうと、襲いかかり、庭の思い出の木で首をつろうとするが失敗する。母親はおかしくなってか施設にて車椅子で過ごす。

★7

実際の事件をモチーフにしている。とにかく暗くなる映画。自分の子供がそうなっていないかと心配もしてしまうくらい。偽善者というか、空気もよめずに行動している婚姻者も気持ち悪い。人生ってこういう風になるものもあるのかと考えさせられる。その点で評価を。リアルさということで。