水野勝、剛力彩芽。

がんこなお父さんに文句を言う母親。娘はキッチンカーをやっていて、忘れ物が縁で葬儀屋の営業の男性と知り合う。母親の死で父親とは縁を切って、人と接する仕事を選んできた。サービスでひとりの方に思い出のビデオをつくることになり、母親が選ばれる。反対する父親に、脳梗塞で倒れる母親。認知で記憶を失った友人もいて、営業男性のところにアルバムを持っていく父親。銀婚式をあげることとなり、そこで思い出のを流す。思い出すことでふたりのキズナが戻っていく。営業男性も父親に連絡して、新しい相手と会うことを承諾する。

★5

昭和チックな映画だが、思い出を忘れることにより人生が悪くなっていることを思い起こさせる。また、葬儀屋に対してほこりがあるのか、という営業男性に問いかけるところも、仕事のほこりを感じる大切さも感じた。