二宮和也、妻夫木聡

父親からカメラをもらって写真の道を進む主人公。しかし写真学校もろくに通わず、入れ墨していきなり帰ってくる。卒業の写真と言われ、自分の家族の写真をいろんなシーンのを撮る。そして付き合ってた彼女のところに転がりこんで、個展を開いて、出版社から浅田家の写真集を出せるようになる。しかし売れなかったが、編集者にはかってもらえる。そして賞を撮り、いろんな家族の写真を撮っていく。東北の大震災でその家族の行方がわからなくなり、東北へ行き、被災地の落ちてる写真を掲示するのを付き合うことになる。まだ見つかってないのもいるのにと怒鳴られるが、娘の写真を求めて再度訪れる父親。アルバムからみつけて感謝される。亡くなった父の家族写真を撮って欲しいと言われ、できないと浅田家は戻る。父親が倒れるが、それで思いつき、東北に戻り、その女の子の家族の写真を撮る。父親の写真がみつからないのは、いつも撮っているからだと。そしてラストは葬式の家族写真を撮るお笑いの浅田家で終わる。

★8

なかなか泣ける。父と娘のふたつのストーリーは泣ける。父親の写真がないことが愛情へとつながる展開は素晴らしい。写真のもつ重要性がわかる映画。