貧乏で三人の子供を育ててる主人公。しかし大金持ちに文句言って、船から落とされる。恨みに思うが、そのお金持ちも海に落ちていて、記憶喪失になっていたため、だまして夫にする。料理や過酷な仕事もさせ、最初は弱音を吐いていたお金持ちだったが、苦労させていたことに詫び、感謝し始める。子どもに対しても自転車にのれるようにしたり、思春期の娘の気持ちに寄り添ったりする。夜の生活もかわしていたが、そんな姿に主人公はお金持ちを好きになり、一夜も過ごすことに。しかし、父親や姉に発見され、お金持ちは全てを思い出し、騙してたことに怒り、去っていく。子どもたちはそれを待って、と追いかける。戻ったお金持ちは、現場の苦労もわかるようになっていて、姉が社長の座を奪おうとしていたが、やはり主人公のこと、貧乏なその生活の方が豊かと思い、父親の反対を振りきり、主人公のもとへ。リアルにお金のことも気にしながら。ラストは二人の結婚式。
アンナ・ファリス、エウヘニオ・デルベス
娘たちの父親の思いに涙。あんなに非情だったのに、しんどい生活でもそこに気持ちの豊かさがあり、お金よりよっぽどいいことであることに気づく。
★8