いろんなことを教えてくれる父親をもつ主人公。911事件で留守電を聴き、最後はとれなかった少年。一年後、父親の物置からブラックと書いた封筒の中にある鍵をみつける。ブラックという名前の人を一人ずつ訪れて、それぞれにそれぞれの人生があることを知る。母親には父親ではなく、母親が911の場所にいたらよかったんだと、何もわかってないとか悪びれる。途中、別棟のおばあちゃんのとこに居候する言葉を発しない年配の男性とも訪問するが、最後は去っていき、おじいちゃんでしょと言う。前に会った人から連絡があり、鍵はたまたまその人の持ち物が主人公の父親のところに渡ったものとわかる。そして、父親の電話に出れなかったことを初めて告白する。帰ったところを母親は、なぐさめながら、訪問者のところに全て連絡してあげてたことを話し、主人公はみんなわかってたんだねと母親との愛情を分かち合えるようになる。
トーマス・ホーン、サンドラ・ブロック
★5
父親の子供にいろんなものを伝える愛。しかし911というテロの事件で、子供に傷を残す。子供は凝り性で、神経的であり、障害があるのではと言われてる少年。人間の様がわかるドラマ。