「カメラを止めるな!」
濱津隆之、秋山ゆずき、日暮晴美
まずは、演技が下手だと監督に言われて、本当にスタッフがゾンビになっていって、必死の演技となり、逃げまどうのから始まる。いっしょに逃げていた相手俳優や、中年女性もゾンビとなり、最後は監督までやっつけてしまって終わる。シーンは変わって、前に戻り、今度はその映画の裏側のシーンが始まる。カットなしの生のホラー番組を依頼される売れない監督。当時、俳優がこなくなり、自分の妻や自分も参加してスタートする。飲み過ぎで演じれられなくなる俳優をゾンビ的に見せかけてすすめていき、お腹を壊す俳優もなんとかうまく演出する。自分の妻は役に入りすぎ、男優は売れている俳優なので、文句を言ってくる。そんなドタバタの裏側を見せながら、再度シーンをすすめていく話。ラストはみんなで櫓を組んで、高い位置からのカメラアングルをつくる。珍しい流れの映画。ドタバタの裏側と本当の映画とのギャップがおもしろい。
★★★
映画の表向きのシーンと裏側のバタバタ。その比較のコミカルさ。