「雷桜」
山に入った村人は天狗に襲われる。その村の商人の息子が殿につくも、殿は傍若無人で、家来を切ろうとしたりする。それを止めたため、重鎮に殿のお世話をすることを言われる。それが機会で殿は村に来て、天狗に思われている女性に会い、恋をする。女性の父親は、命を受けて殿を殺そうとするも失敗し、消えていく。女性は殿のお供の誘拐された妹であり、元の家に戻る。殿は江戸に戻り、紀州へ婿となることとなる。別れを告げに行き、女性と関係をもつが、殿を討とうとする追手に攻撃され、逃げていた父親が命をかけてふたりを守る。紀州に行く殿を追いかけるが、女性の命が無くなるため、籠から殿は出てこなかった。運命というのは何か、母親などに投げかける女性。体の弱かった殿は紀州で死に、殿のお供は妹のところを訪れるが、殿にそっくりの若者に出会う。
蒼井優、岡田将生、小出恵介
★★★
運命、すなわち身分というのがあり、それに逆らって生きることはできない。