「カノン」
三姉妹はアルコール依存症で認知にもなっていた母親をもつ。長女は言葉でのパワハラで、家で反省文などを書かされている。次女は結婚相手がいるが、過去の母親との体験でパニックになったりして、結婚を拒否する。三女は祖母の旅館を引き継ぐが、合間にお酒を飲んで母親と同じようなことをしている。祖母が亡くなり、母親が生きていることを知り、会い、過去を調べていく。母親は旅館を継ぎたくない父親と結婚し、自由に絵を描かせるが、不倫相手がいて、海で自殺する。その後は頭のいい祖母に耐えられなくなり、三人と暮らすが、火事まで起こし、祖母に三人は引き取られることとなる。調べていくも何回もアルコールに手を出していたが、娘の思いがわかってくる。三人で弾く追いかけるカノンの曲の発表会もそっと来ていた。もう判断もできなくなっている母親を次女の結婚式に呼び、カノンを三人で弾き、母親は笑顔になっていく。長女も異常な夫と決別する。暗くすすんでいくが、娘のプレゼントしたひまわりの種からひまわり畑を作っていたりする。鈴木保奈美の演技が印象的。
比嘉愛未、ミムラ、佐々木希、鈴木保奈美。
★★★
アルコール依存症と母親の気持ち。