帝一の國
ピアノ好きな主人公。政治家の父親の教えに、総理大臣を目指すようになる。有名校の生徒会長になることが総理大臣の道であり、一つ上の学年の生徒会長選挙に手助けをする。最初はローランドという男についていたが、実は父親との確執がある相手の息子とわかり、途中違う先輩に変える。また外部生の人望厚い苦労人大鷹もその先輩についていく。主人公のライバルは父親同士もライバルであり、いろいろ邪魔をしてくる。しかし主人公の補佐が鋭く見抜いて、乗り越えていく。ローランドは金で票を集めていくが、マイムマイムをグラウンドで行い、生徒を一致団結させていく。金を受けた人たち、さらにローランドの友人までが、ローランドに票を入れなくなってしまう。主人公はライバルが邪魔して投票には行けず、大鷹は白票を入れ、現在の生徒会長に委ねる。しかし人物的に優れてる大鷹側の先輩を次の生徒会長とする。主人公の生徒会長選は大鷹との一騎打ちとなり、主人公のライバルは腐れ縁といい、主人公に入れる。しかし時間ギリギリに大鷹の方にうつるのに気づき、主人公自ら大鷹に票を入れる。借りを返したといい、株をあげる。おかげで負けたんではなく、自分から負けるようにしたとなる。総理大臣はあきらめない。不思議なレトロな感じもある雰囲気の学園。
菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、千葉雄大。
★★★★★
生徒会長選がさも、総理大臣選のよう。明治維新の彰義隊が負けたのは、相手側が官軍と思わせる旗を掲げたから。正統派というのを広げていくと、みんなはついてくる。正しいことをして、広めないと。