怒り
3人の素性のわからない男性のまわりの話と整形もして逃げている残虐な犯人の捜査が並行していく。沖縄の離島に隠れており、女の子が仲良くしていく。しかし女の子は那覇でアメリカ兵におかされてしまう。それを助けられなかった友達は、離島の男が全て笑ってみてた発言をしたため、刺す。実はこの人が指名手配の犯人だった。一方、漁業の街にやってきた男は、風俗で働いていた女の子と仲良くなっていく。しかし、犯人に似ていたため、彼女は通報する。しかし犯人ではなかったため、ふたりでまた漁村に戻って行く。一方、男性が好きな男は、素性のわからない男と半同居する。これも犯人ではないかと疑われ、いつのまにかいなくなってしまう。しかし、知り合いの女性から、身寄りのない施設の出身、心臓が弱く道で倒れて死んでしまったことを聞く。同じ墓に入れてくれるという言葉に心の拠り所をもっていた。それぞれが性とからむストーリーで、心の闇みたいなのを表現していて、感動する。ただ、テーマははっきりしてないところがある。芝居はみんなかなりうまい。妻夫木聡と綾野剛のラブシーンはリアル。
妻夫木聡、綾野剛、森山未來、松山ケンイチ、宮崎あおい。

★★★★
素性のわからない人ってどこかにもいるんだろうなと。人には心のいろんな葛藤もたくさんあるんだろうなと。