嫌な女

子供の頃に同じ服ってことで、プレゼントの洋服を引き裂く女の子と引き裂かれた従姉妹。弁護士になった従姉妹のもとに、訴えられたと弁護を頼んでくる。結局、取り下げられるも、いろいろと訴えられる女。元夫との子供からも嫌われ、付き合ってるイケメンには乗り換えられる。亡くなる前の老人にも付き添い、遺言を残されるも、金目当てと罵られる。それに振り回される従姉妹は、閉ざしている心が嫌がりながらも開かれていく。隣のベッドの老人に遺言のビデオを撮らされ、その言葉に涙し、初めて共感したと言う。心をとことん入っていくのと、閉ざしてる従姉妹の正反対な二人。乗り換えられたイケメンの結婚式にふたりして乗り込んで、ビデオを流して、ぶち壊す。そして歌まで歌う。そしてまた大阪に新しいことを見つけて去っていく。
木村佳乃、吉田羊。

★★★
竹内まりやの「元気を出して」を歌う。幸せになりたい気持ちがあるなら、明日を見つけることは簡単〜と。この映画の趣旨。