湖のほとりに受験塾のトレーニングのために集まった親たち。別居中の主人公は、ムリしていい親をしようとするも、愛人が宿泊施設にやってくる。そして施設を出て戻ってきたら、主人公の妻が愛人を殺したということで、愛人の死体が。子供の受験のために、湖に投げ捨てようということで、おかしいじゃないかと言いながらも手伝う。愛人が撮った写真から、実は犯人は受験塾の先生ではないかと訴える。しかし、みんなから、先生の元に不正を言いにきた愛人に対して、子供が何かしらの方法で愛人を殺したことが判明。正論を言っていた主人公は何も言えなくなる。そして妻と子供の先のことをイメージして縁がもどる。最後は死体が浮き上がり、その骸骨の目に主人公の湖上で落としたライターが。東野圭吾作品として
役所広司、薬師丸ひろ子、柄本明、豊川悦司。
★★
仕事などで家族がおざなりになり、みんなから浮いてる主人公。仕事と家族の両方できないとバランス悪いのは現実もそうかも。娯楽的な作品。