他人の発した言葉じりに

とらわれてしまってこだわってしまう。

 

冥王星遺伝でいうところの、

🩵正しい間違いの二元性

(白黒思考)の中で、

 

◻︎人から言われた言葉が残る。

◻︎言葉そのものに囚われがちでその奥にあるエネルギーや本当の意図を感じられない。

 

という性質があります。

 

例えば、私は子供時代、母親に

 

「あなたを産んだせいで私は不幸になった」

「あなたなんか産まなければよかった」

 

としょっちゅう言われていて

当時はとても傷ついていました。

 

しかし傷を癒してみると、

冷静に俯瞰でみることができるので、

まったく違う見方、

捉え方ができてきます。

 

 

母の言葉を翻訳すると、

 

「いま、私はつらい」

「この辛い気持ちを誰もわかってくれない」

「もっと違う人生があったのではないか?と思うくらいつらい」

ということが言いたいだけなんですね。

 

 

単に言語化が苦手 

なだけ。

 

それは、性格とか人間性と全く関係ないです。

 

 

 

私が逆上がりができないとか

足が遅いとか

そういう能力の有無、の世界なだけです。

 

 

こまやかな感情の言語化が苦手な人って

案外、たくさんいらっしゃるものだなあ

ということを日々日々感じていく中で、

 

まあうちの母もそうだったんだなあ

ということが理解できてきたのです。

 

 

というわけで、いろいろな経験を経た大人になった今ではわかるのですが

子供時代はその言葉がガーンと心に残って

トラウマにもなっていました。

 

 

でも今は、

人から言われた言葉の

奥にあるエネルギーを

感じられるようにも

なっているので、

 

同じ様なことを母から言われたり

あるいはパートナーから言われたとしても

そんなにショックは受けないと思います。

 

 

たとえばですが、仮に、

「お前と付き合ったせいで俺は不幸になった」?

そういうことを言う人っていそうですよね。

でも、そういうことを言うような人と、今後、

仮にもしも、お付き合いしたとしても

平気かも。

 

「なになに、どうした?何か不満があるの?気づいてあげられなくてごめんね」

 

と言ってあげられそう。

 

子供時代も、それくらいな感覚で、

「なになに?」と、

母の気持ちに寄り添ってあげられたらよかったのですが

いかんせん人生1周目なんでしょうね、

わからなかったなー。

 

 

ちなみに私の一番下の妹は

わかってあげられる感じなのだと思う。

「なになに?どういう意味?」

みたいな感じで、

母の暴走に囚われていなかったのかな?って思います。

 

 

私はわりになんでも被害的にとってしまう子供だったのですが、

でも、不思議なもので父親が言う言葉は被害的にとったことがなくて、

というか嫌なことを言われた記憶がほとんどないというか…

 

言われたとしてもその奥にあるエネルギーで捉えているので、

私は父からとっても愛されているなあ、

むしろ愛されすぎて愛が重いわ

と感じていたのですよね。

 

妹は逆に

父の言葉の奥にあるエネルギーはわかってなかったみたいなので、

 

ようは相性なのでしょう。

 

 

形あるものとか

発せられている言葉だけに囚われない

 

というのは何も

スピリチュアルに走れ

とかいうのではなくて

 

感性を育てようとか

受容性とか

女性性を育てようということです。

 

 

 

あと、不思議なもので、

言葉の奥のエネルギーを感じる

というのは

デザインの仕事の時には

普通に使ってた能力だなと思います。

 

大体こういうこと言いたいのね

ということを

言葉以外のエネルギーでとってくる

というのをやっていて

 

それは多分

仕事だとみんな普通に

ニュアンスで捉える

とかをやれていたりするのに

 

こと

パートナーシップとか

親子関係とか

緊密な関係の中では

できなくなっちゃうのですよね。

 

 

やっぱりインナーチャイルドの傷に

お互い触れ合ってしまうような

愛し合う関係の中だと

炙り出されちゃうんですね、傷が。

 

 

繰り返されているパターンがあるとしたら

その傷をよくみてあげる

見つけてあげて癒してあげる必要が

あると思います。

 

 

あとは、まず自分自身が

感情をちゃんと言語化することは大事です。

 

 

 

たとえば

本当の思いと裏腹なことを言って、

言葉で自分を封じ込めようとしたり

感情を抑圧している方は

結構いらっしゃいます。

 

 

それも、本当の思い、

潜在意識にある想いの方が

現実を作っていきますから、

 

長い時間が過ぎれば本当はどう思っていたか

ということはちゃんと明らかになるのですが。

長い時間がかかることもあります。

 

 

ちなみに母は

 

「あなたを産んだせいで私は不幸になった」

「あなたなんか産まなければよかった」

 

とか言ってたわりに

3人子供を産むし、

4人目まで産もうとしていましたから、

 

子供を産みたい

のほうが潜在意識の思いだったのでしょうかね。

 

 

潜在意識の方が現実を作っていきます。

 

 

顕在意識にあるものの方が

言語化はされていますが

 

潜在意識の思いは

言語化されないままでいて

 

しかし長い時間の中で、

結局現実を作っていきます。

 

 

顕在意識にあって言語化されたものが

人を傷つけることがありますが

 

潜在意識にあるものの方が本当なので

 

無意識に潜在意識にある愛の方を感じ取って

傷ついているけれど

本当は愛されてるとわかってるけれど

でも傷つく

 

という感じで

離れないカップル

というお二人もよく拝見するので

 

 

 

冥王星遺伝でいうところの、

🩵正しい間違いの二元性(白黒思考)

 

ここによく気がついていきながら

自分を鍛えていくことは

とても大事なことと思います。