岸田政権が、年金生活者へ、
5000円給付すると言い始めた。
選挙が近づくとお金をばらまき始める、
この情けない体質、何とかならんか?
大体、5000円貰ったからといって、
わーい、嬉しい!自民党に投票しよう!となるか!?
なると思っているのなら、
国民をバカにするのも程がある。
これが50万、とか言われたら、
検討する人もいるかもしれないけど(笑)
その為にかかる事務手数料を考えたら、
無駄としか言いようが無い。
アベノマスクもそうだったけど、
どうも政府のやる「目玉政策」は的外ればかりだ。
支給に1300億円、事務手数料に700億円。
そんなことに2000億円もかけるのなら、
もっと価値のある使い方があるだろうに。
今ならウクライナへの支援物資にあてる、とか、
ガソリン税のトリガー条項凍結解除、とか。
来年度、支給額が減る年金生活者への支援、という名目らしいが、
支給額が減る、ということは、
年金を納める現役世代の賃金が減っている訳で、
どう考えても現役世代の賃金減少率より、
年金支給の下げ幅の方が大きいとは思えないのだ。
つまり年金生活者より、
切羽詰まっている現役世代が大勢いる、という事ではないのか?
多少支給額に上下があっても、
年金生活者には決まった収入が入るが、
雇い止めに遭ったり給料カットされたり、
もっと不安定な現役世代もいるのだ。
支援するならそちらをすべきではないのか?
さすがに与野党からも世論からも非難轟々で、
とりあえず5000円支給を取り下げたようだが、
額を上げる、とか、対象を広げる、とか、
まだウダウダ言ってるらしい。
だが元は税金なのだ。
もっと有効な使い方を考えて貰いたい。
政治家はその為にいるのではないのか。
こんな愚策しか出せないのなら、
そんな政治家には存在価値が無い。