『変顔・三兄弟』
1970年代。
当時20代の沢木耕太郎さんが書き上げた「人の砂漠」
30年前の「現実」に「現代」を織り交ぜ、1話ごとの
臨場感は違和感なく、生き抜こうとする人間達の匂いを
濃~く!溢れ出させている仕上がりになっているように
わたしは感じました(笑)
「詐欺師・笠原きよら」を演じるのは、夏木マリさん。
「スーパー店員・白石繭子役」は私、黒沢あすか。
「クリーニング店主・矢沢民生役」を綱島郷太郎さん。
「妻・矢沢早苗役」を西方凌さん。
「山崎次郎役」を樋浦勉さん。
お話は片田舎の商店街から始まります。
近隣に大型スーパーができたことで客足も途絶え、
どうやってお客を呼び
戻すか!日々、そのことだけを
考えて生きている町民たち。
そこへ、粋で、都会の薫りを身に纏った笠原きよらが
やってきた!
『変顔返し』
わたし演じる白石繭子は30代後半・スーパーのアルバイト店員。
独身。欲をかかず、人との関わりをあえて避けてきた女。
地道に生きてきた女が笠原きよらの手の内に!
なぜ?その訳とは!?
東京芸術大学・映像研究科のみなさんと創り上げた
「鏡の調書」4人の監督が1話ずつを担当。
力作揃いです!