④職業に貴賎あり~労働移民と「下流」の政治参加 | HublessHUB皆がTop of the world!

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EVITA妻と暮らし20有余年、奇天烈語学鬼の凡ゆる壁や檻を打ち破る我が闘争の物語。身近な国際モンダイから日比~途上国関係者の
地位向上イメージアップへの支援と国際連携。魂とココロの開放と宇宙的~ミクロまでの調和と皆が主役の真ミレニアムが(Miriam)女神の願い


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季節は晩春?から初夏の頃。昼間の最高気温は25度を超える夏日が多いようだ。しかしまだ夜間には寒さを覚え、腕や背中の一部にはまだ冬の寒気が残る。これは爺ィ特有の現象なんでしょうか?友人のソウルメイトさんに勧められた数年ぶりの読書CHAVSを本編読了した。それは偽りや偽装、囮や生贄を排し、グローバリゼーションの真の受益者、即ち真の敵である最終ボスを明らかにする気の遠くなる探求の物語であったように思う。

 

真の敵は誰?

英国はじめ、欧州は歴史的にも濃厚な移民社会である。古代ローマ時代以降からでも、各民族が陸続きの大陸を縦横に移動し、東からのフン族(ハンガリーやフィンランドの由来)の来襲やゴート族であるとか、ロマ族(ルーマニアの由来)、アラブ系のサラセン人やムーア人などなど枚挙に暇がない。また中世以来、英国の王家でも、スペインやオーストリア、ドイツ等の王家との交流(姻戚関係)があり、20世紀初め頃の英国王はそのドイツ風の名前(ウイルヘルム)を英国風(ウイリアム)に改めた位だと、以前に聞いたことがあった。また、断頭台の露に消えたマリー・アントワネットもオーストリア王家から嫁いで来たのであった。つまり、欧州の最上流階級というのは多くが元々から、血縁による深い繋がりが有ったと考えて良い。グローバリズムでは総じてトップの5%が富の95%を占め、残りの95%が5%を分け合うの構図かも知れない。まあ極端な近未来予想である。だがそれで生じる上流層というのは過去の王侯貴族に倣い、そのマネーともども同じく国境を越えて繋がる新貴族として君臨するかのようである。

 

外国人労働移民の役割

本書では様々な手段、時には汚い手段も選び、その真の敵がCHAVSという下層白人層や外国人といったマイノリティーを標的とし、解体された労働組合ともども無力化し、更にはCHAVSを他の下流~中流層の嘲笑の的とし、また一部の者の手当の不正受給などをマスコミに棒大に取り上げさせ、外国人移民には悪者の濡れ衣を着せた。そしてこのようにして現今の状況を全て彼らの責任とし、真の敵は彼らの背後に隠れた。このように真の敵=新貴族達は狡猾・巧妙な手口により様々な集団や階級を操り、サッチャー、ブレアの両政権もこれらの動きに相乗り加担をした。それらのことを、本書は克明に描写していた。

 

また外国人の移民労働者の入国は英国の場合であるが、幾らかは賃金の下げには働くものの、社会に必要とされる仕事が安い給料という件は一概に外国人が原因とは言えないと示唆していた。これも半ば以上は偽装工作である。寧ろサッチャリズムでの労組解体の影響や「上流層」に迎合した後任の労働党ブレア政権の影響が寧ろ大きそうであった。そしてコレがまた「下流層」の投票意欲を削ぎ、労働党も益々上流になびくという悪循環が見られた。そもそも英国の場合は製造業の空洞化が深く進行し、また英国外への英国人の流出も多かったようである。だから単純には外国人が英国人の仕事を丸ごと奪ったとはいえず、医師の2割、介護職員の3割など、既に社会には欠くべからざる存在となってる事実もあるようである。

 

投票したくなる選択肢の提示

英国は既に外国人無しには立ち行き出来兼ねる状態である。いっぽうで「下流層」が真に政権を委ねるに相応しい政治勢力の不在という問題がある。またその不在が故に、労働党から更に遠い右派政党に投票が流れたこともあった。これも外国人が偽装(囮)の標的として使われた結果だ。今はモリカケ問題とかで野党への応援が盛んに見えるが、どう考えてもまだ政権には程遠い。そもそも私は「民主党」など55年体制の自民の尺度では、自民の一派閥と変わらない存在に見える。これは民進や希望の党なども同様である。また共産党だが、ここは自民V9時代から一貫して国~地方で数%の支持を集め、一定の議席のキープで政党交付金や議員報酬、政務調査費を身内で廻し数倍化して売上とする「株式会社組織」であるからどうしようもない((笑))。この既得権益にしがみ付くだろう。これは前回述べたように、与党も巻き込んだ大規模な政界再編成、左右から上下での視点での並び替えが、どうしても望まれる由縁である。

 

我が国の場合の明るい点

昨日の記事では日英の違いにも述べた。外国人移民の流入はまだ序の口である。また先に述べたように、外国人がそのまま時給の引き下げや労働需給に直結するのではないが、やはり影響は否定できない。また歴史的には、私も「第三の波」と申し上げたように、それは過去から何度も繰り返されてきたことである。しかし欧州のソレは我々よりも数段大規模な事であった。移動手段の発達による各国間の行き来の増大は、社会現象として逆戻りは不可能である。但し、労働「移民」に関しては制御可能である。これが増えてしまったものを減らすのは至難であり、また危険が伴う恐れも否定できない。しかし今後、無防備に増えるのを抑えることは可能である。我々には英国や欧州と異なり、この点ではまだ時間はある。後、本書で触れていたが英国ではフィリピンからの「移民」を受け入れていた。文面から察して何らかの手続きで家族からの呼び寄せでないフィリピン人の入国が可能みたいだ。今はコレは我が国では有り得ず、英国の入管制度は元々「緩い」印象を受けた。

 

PS.英国ではコールセンターも時給1000円にも届かない職場であり、外国人や「下流」白人の職場になっている。それは狭いブースに囲まれ、全てが監理され、そこからの出入りもままならない過酷な職場だそうだ。時には怒り狂う客相手に、向こうが電話を切るまで受けるそうで、後で泣き出すオペレータもいる。米国なら時差の関係でインドが多く、我が国では沖縄か、中国もあるようだ。昨年だが話した相手の日本語の微妙さから聞けば上海近郊だった。そいや、フィリピンも多いだろう。 今度掛かってきたら緩~く長話をして、慰めてやりたいものである。

 

いや~疲れましたが楽しかったです(^^)  

連載ネタになるとまでは思ってませんでした。

ソウルメイトさん、ありがとうございました。

 

4/23夜 読み返したら、知らない人が読んだらグタグタで分からない箇所発見。わかり易く?書き直しました(笑)

 

バックナンバーです。

③職業に貴賎あり~固定化される階層

https://ameblo.jp/asukal9204/entry-12370413428.html

続)職業に貴賎あり~解体された中流と野党

https://ameblo.jp/asukal9204/entry-12369044691.html

職業に貴賎あり~建前にサラバ

https://ameblo.jp/asukal9204/entry-12368741170.html

 

 

 

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